3/21が誕生日。ティモシー・ダルトン。「リビング・デイライツ(1987)」「007 消されたライセンス(1989)」の4代目ジェームズ・ボンド役で名が知られている。
ティモシー・ダルトンが1800年代前半に死体に執着する青年医師を熱演する実際にあった事件を元にした『贖(あがな)われた7ポンドの死体』について紹介する。
贖われた7ポンドの死体(1985)
「これは実話である」というテロップ。実際にイギリスであった事件を元にしている。
19世紀前半のロンドン、冒頭は青年医師トーマス・ロック博士(ティモシー・ダルトン)は学生たちを前に解剖学の講義をしている。円形の階段状の講義場所が学生でいっぱいになる人気講義である。
場面は変わって、貧民街の居酒屋。羽振りのいい連中がいる。ある男が羽振りの良い理由を確認したところ、彼らは死体を掘り起こして、それ死体を売ってお金にしているのだそうだ。
そして、新鮮な死体ほど高額で買い取ってくれる。
なんと、その死体の買い手がロック博士なのである。
解剖実験のための新鮮な遺体が不足したのだ。
死体のもうけ話はエスカレートし、殺しをしてまで死体を持ってくる二人組の殺人鬼が現れる。
ロック博士の助手マーレィは博士のやりかたに段々と疑問を持ってくる。
物語は次第に、二人組の殺人鬼が次の獲物と考えているジェニーとそれを救おうとするマーレィという構図になっていく。
果たしてマーレィはジェニーを救えるのだろうか?
法を破ってまで、医学の研究のために心血をそそぐロック医師はどうなったのだろうか?
ラストにかかる、ロンドンの子どもたちが歌う歌の歌詞が恐ろしい・・
監督はアミカスやハマーでホラー映画を撮っていたフレディ・フランシス。
製作は悪趣味なコメディを得意とする映画監督のメル・ブルックス。
この殺人死体ビジネスをしていた二人組の殺人鬼の事件「バークとヘア連続殺人事件」がモデルとなっている。
ティモシー・ダルトン
1946年3月21日ノースウェールズにて生まれる。
5人兄弟の長男。16歳に「マクベス」の公演を見て演技の世界に目覚める。
007シリーズの2作品で4代目ジェームズ・ボンド役を務める。
主な出演作
冬のライオン(1968)
嵐が丘(1970)
クロムウェル(1970)
殺しの許可証(1975)
アガサ 愛の失踪事件(1979)
フラッシュ・ゴードン(1980)
贖われた7ポンドの死体(1985)
007 リビング・デイライツ(1987)
007 消されたライセンス(1989)
ブレンダ・スター(1989)
ロケッティア(1991)
エクソシスト・トゥルーストーリー(2000) テレビ映画ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!(2007)
トイ・ストーリー3(2010) 声優として
ツーリスト(2010)
など
最後に
3/21が誕生日。ティモシー・ダルトン。「リビング・デイライツ(1987)」「007 消されたライセンス(1989)」の4代目ジェームズ・ボンド役で名が知られている。
ティモシー・ダルトンが1800年代前半に死体に執着する青年医師を熱演する実際にあった事件を元にした『贖(あがな)われた7ポンドの死体』について紹介した。
007 リビング・デイライツ(1987)
ボンドガール、カーラ役はマリアム・ダボが演じている。
アストンマーチンV8が活躍する。テーマ曲をa-haが担当している。

チラシ

パンフレット
007 消されたライセンス(1989)
ボンド・ガールはキャリー・ローウェルと、タリサ・ソト。
若き日のベネチオ・デル・トロが殺し屋役で出演

チラシ

パンフレット
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