『ハロウィン』『遊星からの物体X』!悪夢のホラー映画監督ジョン・カーペンターと作品一覧

『ハロウィン』『遊星からの物体X』大好きなホラー映画監督の一人であるジョン・カーペンターの作品。

初心者に向けて、所持しているチラシやパンフレットなどの映画宣材を用いて、1/16誕生日のホラー映画監督ジョン・カーペンター作品一覧を広く浅く紹介する。

詳しいことが知りたいかたはググってもらえれば沢山レビューサイトが見つかると思う。

ジョン・カーペンターについて

作家、俳優、作曲家、プロデューサー、そして監督と映画業界で幅広い才能で活躍している。

ハワード・ホークス監督の『遊星よりの物体X』や西部劇に影響を受けており、ホラー映画を得意とする。

1948年1月16日生まれ。
父親はケンタッキー大学の教授。ジョン・カーペンターもケンタッキー大学で学んでいる。

その後、ロサンゼルスのUSC映画学校へ通い、学生時代に撮った『ブロンコ・ビリーの復活』で第43回アカデミー賞の短編実写映画賞を受賞している。

女優のエイドリアン・バーボーとは1974年~1984年の期間結婚していた。子供が1人いる。
1990年~現在まで配偶者はサンディ・キングである。

主な監督作

ダーク・スター(1974)

『エイリアン』の脚本家ダン・オバノンと組んだ作品。低予算の自主映画のごとくだが、

宇宙サーフィンなどのアイデアが面白い。

 

VHSビデオ

劇場公開チラシ

ジョン・カーペンターの要塞警察(1796)

アンチ・ヒーローのナポレオン・ウィルソンは『ニューヨーク1997』のスネーク・プリスキンとも共通する。

立てこもり映画の傑作。本作が気に入れば類似の映画で『真夜中の処刑ゲーム』も見て欲しい。

アイスクリームを買いに来た少女が撃たれるシーンは衝撃的。

 

姿なき脅迫(1978)

TV題:「狙われた密室の女」

サスペンス作品

VHS

ハロウィン(1978)

スラッシャー映画の傑作。

幽鬼のように神出鬼没のブギーマンが現実と非現実のはざまのような存在で不気味。

配役名でも遊びがあり、ドナルド・プレザンスのキャラクター名、サム・ルーミスは、『サイコ(1960年)』のジャネット・リーのボーイフレンドの名前である。

VHS。ノーカット・ノートリミング・シネスコ※と書いてある。

ザ・シンガー(1979)

見ていません。

ザ・フォッグ(1980)

霧と共に復讐のための死霊が現れる!

チラシパンフレット

ニューヨーク1997(1981)

アンチ・ヒーローのスネーク・プリスキンが犯罪者の流刑地と化したマンハッタンで活躍する。

カート・ラッセル演じるスネーク・プリスキンがとにかく悪くて恰好いい。

スネークが所持する武器がスコープつきの”MAC-10”サブマシンガンと、これもスコープつきの”Smith & Wesson Model 67”のリボルバー。
装備に手裏剣がいくつか入っているのも面白い。

海外版DVD。得点にオープニングのカットシーン。コミックなどが入っている

遊星からの物体X(1982)

南極大陸に墜落した円盤から掘り起こされた”物体”。それは、隊員たちに寄生していく・・

氷に閉ざされた基地内で誰に”物体”が寄生したかわからずお互いに疑心暗鬼となっていくのがスリリング。

ジョン・カーペンター監督作品の中でもベスト1に入る作品。

原作はジョン・W・キャンベルの短編小説”影が行く”

2018年11月にデジタル・リマスター版を劇場で見れたのがよかった。

チラシ

クリスティーン(1983)

車が意思を持ったら・・。スティーブン・キングの同名小説を映画化した作品。

往年の名車プリムス・フューリーが女性に見えてくる。

スターマン/愛・宇宙はるかに(1984)

昔、テレビで見たけど、記憶があいまい。再見の必要あり。

ゴースト・ハンターズ(1986)

サンフランシスコのチャイナタウンを舞台にした、香港映画のような妖怪退治のカンフー、魔法などの娯楽アクション。

パラダイム(1987)

ロサンゼルスの教会で発見された緑色の液体がはいった棺。
学生や各分野の研究者がそこで棺を調べるが・・・

地獄の門が開くような世紀末的な展開が好きな作品

ゼイリブ(1988)

地球を侵略に来た宇宙人が、人間になりすましサブリミナルな広告で人類を服従させようとする。
特殊なサングラスをかけたもののみ、宇宙人および、その意味を知ることが出来る。

「サングラスをかけろ」、「かけない」で長いプロレスシーンが始まるのが面白い。

レッド・テキサス(1990) TVM

未見。

透明人間(1992)

昔、テレビで見たけど、記憶があいまい。再見の必要あり。

ボディ・バッグス(1993) TVM 出演

ホラー界5人の巨匠とマーク・ハミル、シーナ・イーストン、ツイッギーなどが出演のオムニバス・ホラー

マウス・オブ・マッドネス(1994)

失踪したホラー小説家の話がしだいに現実を侵食していく。
モデルの作家がスティーブン・キングのようでクトゥルー風味もあふれるとても好きな作品

光る眼(1995)

1960年の『光る眼』のリメイク作品。

心の中を透視する能力を持つ新人類の子供たちと、心の中をみせまいとする医師(クリストファー・リーヴ)との攻防戦がビジュアル化されて面白い。

パンフレットももっているがすぐに見つからなかった。

エスケープ・フロム・L.A.(1996)

『ニューヨーク1997』の続編だが、どちらかというとリメイクに近いような作品。

再びスネークが活躍する。

ヴァンパイア/最期の聖戦(1998)

日中、家にこもった吸血鬼たちを、フックに引っ掛けて、陽光の下にひきずりだして倒す。
奇想天外な手法のヴァンパイア・ハンターたちと吸血鬼の攻防を描く。

『ツイン・ピークス』のシェリル・リーが吸血鬼に咬まれた半吸血鬼として登場。このシェリル・リーが好き。

ゴースト・オブ・マーズ(2001)

火星の先住民族の亡霊が肉体に乗り移り、人類と戦う。火星版”要塞警察”のような作品。

亡霊側の円形の投げ武器で人類側の生首がばんばん飛んでいくのが衝撃的。

世界の終わり(2006) TVM

見ると正気を失う伝説の映画の現像を依頼された男の運命は・・・
『ヴィデオドローム』を彷彿する作品

13人の監督がホラー映画を作り競い合うTVシリーズ”マスターズ・オブ・ホラー”の中の1エピソード

グッバイ・ベイビー(2006) TVM

病院におとずれ中絶をせまる娘と神の子なので、ぜったい中絶するなという父親・・

13人の監督がホラー映画を作り競い合うTVシリーズ”13 thirteen~マスターズ・オブ・ホラー2~”の中の1エピソード

ザ・ウォード/監禁病棟(2010)

クリスティンは放火で捕まり、監禁病棟に入れられるが・・

映画化となると2001年の『ゴースト・オブ・マーズ』以来の劇場作品

関連作品

アイズ(1978) 脚本
ハロウィンII(1981) 製作
ハロウィンⅢ(1982) 製作
フィラデルフィア・エクスペリメント(1984) 製作総指揮
ブラックライダー(1986) 製作総指揮
スネーク 猛毒の大群(1999)脚本
ジョン・カーペンター 恐怖の影(2000)ドキュメンタリー
アメリカン・ナイトメア(2000) ドキュメンタリー 出演
ヴァンパイア/黒の十字架(2002) 製作総指揮
ザ・フォッグ(2005) 製作
封印殺人映画(2006)ドキュメンタリー 出演
ハロウィン(2018) 製作総指揮
など

 

ジョン・カーペンターの副読本

ジョン・カーペンター恐怖の倫理

鷲巣義明著
洋泉社

ジョン・カーペンター読本

ジョン・カーペンター作品のZINE(同人誌)

サントラCD

ジョン・カーペンターといえば、自分の作品のサントラも手掛けて、オリジナルな世界観を作り上げている。

画像

所持しているサントラ。

最後に

ジョン・カーペンターはダリオ・アルジェント、デビッド・クローネンバーグとならび、大好きな監督だ。
特に好きでおすすめ10選は以下である
1位:遊星からの物体X
2位:ハロウィン
3位:マウス・オブ・マッドネス以下順不同
・要塞警察
・ザ・フォッグ
・パラダイム
・ゼイリブ
・ニューヨーク1997
・ヴァンパイア最後の聖戦
・ゴースト・オブ・マーズ
個々の作品については、それぞれ思い入れがあるのでまたの機会に書いていきたい。

近年はジョン・カーペンターはライブなど音楽活動など精力的に活動している。
いまの時期、いろいろと難しいが、新作映画も見てみたい。

 

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