失笑してしまうひどい演出にあふれているが、なぜか憎めなく、全く怖くないホラー映画!『タイムワープ・ゾーン』を見た。
みなでワイワイつっこみを入れながら鑑賞したいクリスマス映画!
見たきっかけ
先日の川松尚良監督と神宮慎也監督の『Team V.H.S.』のクリスマス映画特集の配信でこの映画がクリスマス映画として紹介されていた。
クリスマス映画だったっけ?と思い、気になったので押し入れで寝かしてあったVHSを引っ張り出してきた。
すっかり内容を忘れており、久々に(というか初見に近い印象)鑑賞した。
映画について
冒頭、70年代風のノリノリの曲と白黒の映像で始まる。
ジャケットのおどろおどろしい雰囲気ではなくポップな始まりである。
2組のカップルと彼女がいない1人の青年。
遊園地でワルに絡まれる女性を助け3組のカップル成立。
かくして、3組のカップルはボートに乗っているシーン。
ボートに穴が開いてしまい沈む前に近くの島のホテルへ移動し勝手にくつろぐ男女6人。
ここのホテルにはクリスマスツリーが飾ってあるが、とてもいままでの演出からはクリスマスの時期には見えない。
劇中、ホテルでみなで見るテレビの映画は脳みそに触手が生えた生物が襲ってくる『顔のない悪魔(1958)』
衝撃なシーンは映写フィルムから人間が飛び出し襲ってくるシーンや、突然カップルたちを襲ってくるおじさん。
そしてこのおじさんの腹をパンチで突き破り倒す、カップルの中の女性(に憑依した何者か)・・自分で何を書いているのか分からないのだが、実際にこうした演出なのである。テイスト的には全く怖くないというか馬鹿馬鹿しくつっこみどころが満載で面白い。
特に仲間に何かが憑依して襲ってくるところは『死霊のはらわた』みたいな感じ。
受付にあるサンタの人形が可愛い。
監督の名はノーマン・J・ウォーレン
ノーマン・J・ウォーレンについて
1942年6月25日、ロンドン生まれ。
ものごころついたときから8mmカメラで撮影をしていた。
ザ・ショッカー(日本でTV放送あり。VHSも含め国内未発売)で知名度が上がる。
監督作は少ないが、どの作品も緩い演出で怖さはなく、つっこみどころが満載のZ級映画である。
中では土偶みたいなエイリアンが女性隊員を襲い子づくりをする『悪魔の受胎』が一番面白かった。
主な監督作
人喰いエイリアン(1977)
ギロチノイド(1977)
悪魔の受胎(1981)
タイム・ワープ・ゾーン(1987)
など
最後に
勝手に動く掃除機、襲い来るシャワーホースや階段の手すり。
ホラーなのか?SFなのか?そこは時空の歪んた空間タイム・ワープ・ゾーンだった。
失笑してしまうひどい演出にあふれているが、なぜか憎めない、全く怖くない(意味も分からない)ホラー映画!
クリスマスにみなでワイワイつっこみを入れながら鑑賞するのは最適だと思う!
といいつつ部屋で独り鑑賞しつつ失笑していたクリスマス映画。
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