1980年のオカルト・サスペンス映画『チェンジリング』

「誰もあの館に住めないわ。人間を嫌っているから」

先日、買いそびれていた1980年のオカルト映画『チェンジリング』のBlu-rayを購入できた。
久々に木曜洋画劇場の吹替版で鑑賞した。(2021/2/24)

映画について紹介する。

チェンジリング(1980)

あらすじ

雪道の中、車を押している父、母、娘の3人の家族。車が故障し、押しがけしていたのだ。

公衆電話を見つけ、救助の依頼の電話をする父親。

娘と母親は雪合戦して遊んでいる。

そこにトラックが猛スピードでやってくる。

そして悲劇は起こった。冒頭から衝撃の展開で始まる。

父親の名前はジョン。職業は有名な作曲家である。

大学での講義のため、ワシントンのチェスマン・ハウスと呼ばれる邸宅を借りて引っ越しをしてきたジョン。

あるときジョンは強い音不快な音と「たすけて!」という声で目を覚ます。
あるときジョンは屋根裏部屋でオルゴールを見つける。なんとオルゴールの音色はジョンが館で作曲したばかりの曲と瓜二つだった。

ジョンはこの屋敷には何かあると感じ、歴史保存協会のクレアと一緒に過去の出来事を調べ始める。
霊媒師を呼ぶと少年の霊が現れる・・・

作品について

1980年のオカルト映画

監督はピーター・メダック

ピーター・メダックはサスペンス・スリラーの佳作『蜘蛛女(1993)』、美女エイリアンの恐怖『スピーシーズ2(1998)』を監督している。

出演はジョン役にジョージ・C・スコット、クリス役にトリッシュ・ヴァン・ディヴァー。

単なるオカルトホラーだと思いきや、途中から、グッとサスペンス色が強くなってくる。少年の霊はいったい何者なんだろうか?

真相究明のため、井戸であるものを掘り返すシーンは、スリリング。映画『リング』の井戸のシーンの元ネタとも言われている。

また、大事なひとを失ったジョンの心情も相まって、切なさが印象を残す作品となっている。

製品について


発売元はTCエンタテインメント株式会社と多数の埋もれた佳作を発掘してくれる合同会社是空さんのBlu-ray製品

本編は107分。

屋敷の見取り図から各特典に飛べる作りは凝っている。

特典として1983年の木曜洋画劇場の吹替が収録されている。
ジョージ・C・スコットの吹替は久米明、トリッシュ・ヴァン・ディヴァーは田島令子が担当している。

映画宣材

チラシ

パンフレット

パンフレット 裏面

半券

 

最後に

大事なものをなくした男が、霊の導きを頼りに、真相を突き止めていく、サスペンスとして見ると面白い。

グーグル検索で「映画 チェンジリング」で検索するとアンジェリーナ・ジョリー主演の子供が行方不明となる作品が出てくる。
その場合は「映画 チェンジリング ホラー」で検索すると本作がヒットする。
アンジェリーナ・ジョリー版もなかなかよい作品だが、こちらのオカルト映画の『チェンジリング(1980)』をぜひ見てほしい。

 

 

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