監督のジェームズ・ワンの作品について知ることが出来る。ネタバレは書かないが、少し内容には触れる(思い出した昔のホラー映画など)ので、情報を入れずに見たい方はこのまま、このブログを閉じて頂きたい。
最初に
最近、ツイッターのタイムラインを見ていたら気になる映画を発見した。
それがこの「マリグナント 凶暴な悪夢」である。
「ソウ」シリーズや「死霊館」シリーズなどのプロデュースを手掛けるジェームズ・ワンの新作である。
予告編(下の方にリンク貼った)を見たところ、まさにドストライクな内容だった。数々のホラーを映画を手がけた監督の新たなるプロジェクトということで楽しみにしていた。
公開当日
2021/11/12(金)から上映が始まるということで、会社の福利厚生の割引で事前に手に入れていたTOHOシネマズのTCチケットで、インターネットから11/13(土)の座席を確保した。
午前中11時頃からの上映だったので、10時頃には新宿につき、ヨドバシカメラでプラモの道具などをみつつ散策したから劇場へ向かった。
映画について
ヒロイン、マディソンは連続殺人の悪夢を見る。
しかし、それは実際の連続殺人事件とつながっていく・・・
今年見たホラー映画の中では「ハロウィンKILLS」と並ぶ面白さだった。
2004年に「ソウ」を川崎の劇場で見たときは大興奮だったが、それを上回るジェームズ・ワン監督作での傑作ではないかと思った!
また、ホラー映画好きのジェームズ・ワンならではの、過去のホラーやスリラー映画のいいところどりで、さらに独自の新しいアプローチを加えて仕上げた感じがした。
後述するが色々なホラー映画を思い出しながら見た。
また、音楽の選曲も素晴らしく、オープニングの音楽からテンションがあがった。
俳優について
主演のマディソン役のアナベル・ウォーリス(なんと故人である名優リチャード・ハリスの姪っこ)が欧州風な風貌でイタリアンホラーを見ている気がした。
一押しはマディソンの妹役シドニー役のマディー・ハッソン。金髪のキュートな役柄で今後の作品に注目したい!
刑事役のジョージ・ヤングは恰好よく。女性人気が出そうだと思った。
↓以下がフライヤー(チラシ)
監督ジェームズ・ワンについて
1977年2月27日マレーシア生まれ。
家族はオーストラリアに住んでおり、メルボルンから、ワンが7歳のときにオーストラリアのパースに引っ越した。
2019年に「死霊館のシスター」に出演している女優のイングリット・ビス(本作をワンと共に共同原作執筆&プロデューサーで美人!)と結婚している。
オーストラリアの映画プロデューサー、映画監督、脚本家。
オーストラリアの映画学校で盟友リー・ワネルと出会う。
そして、2004年「ソウ」が大ヒット!
「ソウ」シリーズ、「死霊館」シリーズや「アクアマン」などの監督やプロデュースを手がけている。
過去記事「2004年のヒット作。シチュエーション・スリラー『ソウ』と監督ジェームズ・ワン」
本作以外のジェームズ・ワンの作品
デッド・サイレンス(2007)
狼の死刑宣告(2007)
インシディアス(2010)
死霊館(2013)
インシディアス第2章(2010)
ワイルド・スピード・SKY MISSION(2015)
死霊館エンフィールド事件(2016)
アクアマン(2018)
最後に
最初から面白かったのだが、実は中盤、今週の仕事の疲れかうとうとしてしまった。
しかし、後半の急展開で「うおぉっ!」と声が出そうになった。
後半のテンションのあがりかたは予想のはるか先を行っていたのだ。
また、監督がどこまで意識していたかはわからないが、往年のホラー映画のいいところ取り、うまい具合にミックスアレンジしている気がした。
以下の映画を思い出しながら見ていた。
※自分が勝手に思い起こしていただけで、監督が参考としたかはわからない。
・悪魔の赤ちゃん
・バスケットケース
・オーメン
・ターミネーター
・ヴィドック
・アダム・チャップリン
・エスター
・アップグレード
・サスペリアなどのイタリアンホラー
※照明や映像が欧州のホラーっぽい
・屋敷女
・オペラ血の喝采
また、ジャンルをホラー映画としてくくるのは難しく、アクション要素も強く娯楽作品としてもしっかり作り込まれていた。
ラストは少しうるっとお涙を頂戴してしまった。
この作品はおすすめなので、ぜひ劇場で鑑賞して欲しい!
予告編
おまけ
映画を見終わって、少し遅めの昼食。ラーメンと炒飯の王道の組み合わせ。
最近は映画を見てもめったに買わない(500円以下のときは買っていた世代なので最近高い気がする。)パンフレットを購入。
面白かった映画は買うのだ。「マリグナント」のパンフは内容に触れているネタが満載なので映画を見たあとで読んだ方が良い。
試写会だったので買えなかった「ハロウィンKILLS」のパンフレットも購入。
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