5/26はピーター・カッシング、5/27はクリストファー・リーとヴィンセント・プライスの生誕祭とホラー映画好きには祝うべきお祭りの時期が今年もやってきた。
本日はヴィンセント・プライスについて簡単に紹介する。
ヴィンセント・プライス
1911年5月27日生まれ
イェール大学で英語を学び、ロンドンのコートールド研究所で美術史の学位を取得している。
まずは舞台演劇から入り、ラジオプログラムでも歴史から料理にいたるまで、さまざまなナレーションのホストをつとめた。
ホラー映画俳優としてはロジャー・コーマンとアメリカン・インターナショナル・ピクチャーズ(AIP)で仕事をすることによって有名になった。
「アッシャー家の惨劇」「恐怖の振子」「赤死病の仮面」などである。
70年代にミステリーと推理小説専門の通販会社を所有していた。
オペラが好きで美術品の収集家。料理の愛好家で自らもグルメシェフであり料理本を沢山出版している。
マイケル・ジャクソンの「スリラー」のPVもナレーションもこの人
ティム・バートンは彼の熱烈なるファンであり「シザー・ハンズ」で博士の役で出演。この作品が遺作となった。
1993年10月25日に82歳で亡くなった。
主な出演作品
ローラ殺人事件(1944)
呪われた城(1946)
肉の蝋人形(1953)
ハエ男の恐怖(1958)
地獄へつづく部屋(1959)
ティングラー/背すじに潜む恐怖(1959)
蠅男の逆襲(1959)
アッシャー家の惨劇(1960)
空飛ぶ戦闘艦(1961)
恐怖の振子(1961)
黒猫の怨霊(1962)
恐怖のロンドン塔(1962)
忍者と悪女(1963)
オルラ/血の連続殺人(1963)
怪談呪いの霊魂(1963)
地球最後の男(1964)
赤死病の仮面(1964)
黒猫の棲む館(1964)
ビキニマシン(1965)
呪われた棺(1969)
バンシーの叫び(1970)
バンパイアキラーの謎(1970)
怪人ドクター・ファイブス(1971)
怪人ドクター・ファイブスの復活(1972)
マッドハウス(1974)
魔人館(1983)
スプラッターハウス/笑激の館(1983)
ミッドナイト・ゾーン(1986)TVムービー
八月の鯨(1986)
ゾンビコップ(1988)
ハートに火をつけて(1990)
シザーハンズ(1990)
など
最後に
今年も、ピーター・カッシング、クリストファー・リー、ヴィンセント・プライスとホラー映画界のレジェンドたちの生誕祭が一通り終わった。
ヴィンセント・プライスは、ルックスがシブめで恰好いいのと、マイケル・ジャクソンの「スリラー」のナレーションや笑い声でご存知のようにいい声の持ち主のイメージである。
今回、調べてみて美術品の収集家だったことと、料理の造詣が深く、料理本を出していたことを知り、より本人について調べてみたくなった。
ヴィンセント・プライス出演作で一番のおすすめ作品(というかシリーズ)は、「怪人ドクター・ファイブス」と「怪人ドクター・ファイブスの復活」のシリーズである。残念ながらこれらはVHS止まりで、DVDやブルーレイ化はされていない。
妻を手術で死なせた医師たちを、ドクター・ファイブスが仮面をかぶりつぎつぎと殺していく話である。ポップで色彩豊かが映像が印象的なカルト作品である。
昔ホラーTVで放送されたものを録画してもらったものを大事にとってある。
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