演じる役によって「ほんとに同じひとなの?」というカメレオン俳優ぶりには毎回驚かされる。
1月30日生まれのイギリス出身のアメリカ俳優、クリスチャン・ベールの作品一覧を宣材で紹介する。
クリスチャン・ベール
1974年1月30日イギリスのウェールズ生まれ
両親は英国人。商業パイロットの父親とサーカスのパフォーマーだった母親との間に生まれる。
スティーブンスピルバーグの目にとまり、『太陽の帝国(1987)』で少年役として抜擢される。
『ザ・ファイター』で第83回アカデミー賞助演男優賞を受賞した。
また、 『アメリカン・ハッスル』で第86回アカデミー賞主演男優賞
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』で第88回アカデミー賞助演男優賞している、演技派俳優である。
動物愛好家の彼は2匹の犬と3匹の猫を飼っており、全て彼が野良の状態で見つけて来たペットである。
あとは役に応じて体形を変えてしまうのでも有名。
『マシニスト』での不眠症でやせ細ったのキャラクターづくりは有名だが、ツナ缶、サラダとリンゴ、ガムと煙草だけを取り60ポンド(約30kg)減量した。
バットマン・シリーズで筋肉質な体系、『アメリカン・ハッスル』で太ったり、『ザ・ファイター』や『フォードvsフェラーリ』でやせたりと、あまりに過酷な肉体改造に反動がくるのではないかと心配になる。
主な出演作
ある貴婦人の肖像(1996)
ベルベット・ゴールドマイン(1998)
アメリカン・サイコ(2000)
シャフト(2000)
コレリ大尉のマンドリン(2001)
サラマンダー(2002)
リベリオン(2002)
マシニスト
バットマン ビギンズ(2005)
バッドタイム(2005)
ニュー・ワールド(2005)
戦場からの脱出(2006)
プレステージ(2006)
3時10分、決断のとき(2007)
ダークナイト(2008)
ターミネーター4(2009)
パブリック・エネミーズ(2009)
ザ・ファイター(2010)
ダークナイト ライジング(2012)
ファーナス/訣別の朝(2013)
アメリカン・ハッスル(2013)
エクソダス:神と王(2014)
マネー・ショート 華麗なる大逆転(2015)
荒野の誓い(2017)
バイス(2018)
フォードvsフェラーリ(2019)
など
ここで、クリスチャン・ベールの出演作でおすすめの2作品を紹介する。
リベリオン(2002)
感情を抑える抑制剤で、心の安定を図る未来世界。
文学や芸術などは、感情がたかぶるため禁止されている。
それを取り締まる”ガン・カタ”と呼ばれる格闘術を身につけた特殊捜査官のジョン・プレストン(クリスチャン・ベール)は体制に疑問を感じ始める。
”ガン・カタ”と呼ばれる銃を使いながらの格闘技が恰好いい。
アクションシーンは何度も巻き戻してみてしまった。
当時予算は少なく、色々と工夫しながらの撮影だったそうだ。
フォードvsフェラーリ(2019)
元レーシング・ドライバーのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)は、ル・マン24時間耐久レースで優勝したこともあるが、心臓病のため、レーサーは引退している。
一方レーサーのケン・マイルズ(クリスチャン・ベール)は自動車整備工場を経営しながら、細々とレースに出場していたが、こだわりのある性格から経営はうまくいっていなかった。
フォードはビッグな企業となり大衆車からのイメージ脱却のため、フェラーリにレーシングマシンで勝とうとするためキャロルを雇い入れ開発チームを作る。
シェルビーは、レーシング・ドライバーとしての才能をマイルズに見出し彼を仲間に引き入れる。
2020年に見た映画ではNo.1だった作品
クリスチャン・ベールは頑固でこだわりのあるが家族思いのケン・マイルズを演じている。
本作を見て、”フォードGT40″のプラモを買いたくなったのはわたし以外でもいるはずだ。
最後に
今回はクリスチャン・ベールの出演作でおすすめの2作品を紹介したが、クリストファー・ノーラン監督のバットマン・シリーズ『ダークナイト』や、西部劇『3時10分、決断のとき』、演技が見どころの『ザ・ファイター』なども必見である。
役によって「ほんとに同じひとなの?」というカメレオン俳優ぶりには毎回驚かされる。
好きな俳優の一人なので今後も応援していきたい。
<U-NEXT>
<TSUTAYA-DISCAS>
<amazon プライムビデオ>
コメント