「サスペリア」の脚本を書き、ダリオ・アルジェント監督の多数の作品に出演したイタリアの女優、脚本家ダリア・ニコロディ

ダリオ・アルジェント監督の長年のパートナー、イタリアの女優ダリア・ニコロディについて紹介する。

最初は「ザ・ショック」をテレビで見て子供心に綺麗な女優だと思った印象的な女優である。
「サスペリア2」では、殺人現場を目撃したピアニストとともに、犯人捜しを続けるヒロインの役で、彼女のコメディアンヌぶりも楽しめる作品である。

2020年11月26日に惜しくも70歳で亡くなった。本記事は昨年亡くなったときに書いたのだが、誕生日に向けて、改めて画像を追加、加筆したものである。

 

ダリア・ニコロディについて

1949年6月19日、弁護士のフルビオ・ニコロディと古代言語学者のフルビア・カゼッラの娘としてイタリアのフィレンツェで生まれる。

演劇をローマの国立演劇アカデミーで学び、舞台劇に出るようになる。

母方の祖父は有名なピアニスト、アルフレード・カッゼラで祖母イボンヌはパリからのユダヤ系の移民だった。

この祖母から子供の頃に聞いた話を元に、「サスペリア(1977)」のシナリオを書き上げた。

監督ダリオ・アルジェントのホラー映画作品に多数出演。魔女3部作の原案や脚本を担当。

ダリオ・アルジェントとは公私ともにつきあいが長く、アルジェントとの間に女優アーシア・アルジェントを生んでいる。

出演作のピックアップ

1.サスペリア パート2(1976)

アメリカからイタリアに来たピアニストが、殺人現場を目撃し、ジャーナリストと一緒に犯人を捜索する。

子供の頃、テレビCMで黒ずくめの服装をした変に首が傾いた不気味の顔の人形がせまってくるシーンが凄く怖かった。
また、個々の殺人シーンが熱湯に顔をつけられる、机の角に顔面を叩きつけるなど、見ているこちらも
ダリオ・アルジェントのジャーロもの(イタリアの血の多く出る殺人スリラー作品)の代表作でもある。

出演はピアニスト役を、デヴィッド・ヘミングス、ジャーナリストをダリア・ニコロディが演じている。

ダリア・ニコロディの代表作だと言える。

アルジェント監督の作品の中ではダリア・ニコロディのコメディアンヌさが一番輝いている作品。
タバコをくるくる回すシーンが好きである。

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中古パンフを買ったときに、はさんであった2枚の半券。

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特別招待前売り券

2.ザ・ショック(1977)

ダリア・ニコロディを一番最初に見て知った作品。子供心に綺麗な人だな~と思ったがラストシーンがかなりトラウマになった。

夫に先立たれたドーラが、再婚し元夫の屋敷に一人息子と3人で住むようになるが、だんだんとその屋敷でおかしなことが起こり始める・・・

イタリアン・ジャーロの父マリオ・バーヴァの晩年の監督作品。
マリオ・バーヴァの中であまり評判の良くない作品だが、わたしは子供の頃、テレビで見て震え上がった大好きな作品である。

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パンフレット

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3.シャドー(1982)

あっと驚くショックシーンが後半にあるダリオ・アルジェント監督のジャーロ映画

ミステリー作家ニール(アンソニー・フランシオサ)が書く犯罪小説と同じ手口でつぎつぎと殺人が発生する。
ニールは秘書のアン(ダリア・ニコロディ)とともに犯人を推理する。

出演者に美女が多く、ダリオ・アルジェント監督の作品の中ではベスト3に入る映画。

ダリア・ニコロディは秘書のアン役、雨の中での彼女の絶叫シーンはインパクトあり。

2019年10月26日(土)クラウディオ・シモネッティが来日した際の『シャドー』シンクロ上映生時の会場での写真

4.フェノミナ(1985)

スイスの寄宿学校にアメリカからの転校生ジェニファーがやってくる。

 

美少女ジェニファー・コネリーを堪能するホラー。本作のダリア・ニコロディの演技はトラウマもの。

5.サスペリア(1977)

バレリーナを目指すアメリカのスージー(ジェシカ・ハーパー)はドイツのバレエ寄宿学校に寄宿することになった。ドイツについた彼女は、夜、大雨の中、このバレエ寄宿学校が飛び出した少女から、謎の言葉を聞くことになる。この学校には秘密があったのだ・・・

「サスペーリア!、決してひとりでは見ないでください・・」というテレビCMを当時聞いて子供の頃、震えあがった作品。

ダリア・ニコロディは母方の祖母に子供の頃聞いた話を元にダリオ・アルジェントと共同して脚本を執筆。最初はダリア・ニコロディ主演で撮影する予定だったが、少女の雰囲気を残すジェシカ・ハーパーに変更となった。冒頭の空港のシーンでちょっとだけ顔を出す。

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恥ずかしながら、わたしが描いたファンアート

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わたしが描いたファンアートのカラーバージョン

 

6.インフェルノ(1980)

ダリア・ニコロディが本作の原案を担当。主役はアイリーン・ミラクルで、少しのシーンで出演している。

 

7.オペラ座血の喝采(1988)

ダリア・ニコロディが出てくるドアノブをのぞきこむシーンは必見。

 

ダリオ・アルジェント 鮮血の魔術師(2000)

こちらもダリオ・アルジェント監督のドキュメンタリー

8.サスペリア・テルザ 最後の魔女(2007)

娘アーシアの母親(の幽霊?)役として登場。

9.スカーレット・ディーバ

最後に

ダリオ・アルジェント監督の長年のパートナー、イタリアの女優ダリア・ニコロディについて紹介した。

最初は「ザ・ショック」をテレビで見て子供心に綺麗な女優だと思った印象的な女優である。
「サスペリア2」では、殺人現場を目撃したピアニストとともに、犯人捜しを続けるヒロインの役で、彼女のコメディアンヌぶりも楽しめる作品である。
また、「フェノミナ」では、狂気の演技で

6年前にツイッターでお返事頂いたときは飛び上がるほど嬉しかった。

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