謎につつまれたホラー映画監督アンディ・ミリガン

最初にホラー映画監督アンディ・ミリガンを知ったのはスクリーン別冊の”ホラー・ムービーズ”である。

当時ビデオで出ていた4作品をカラー見開き4ページ、監督の紹介をカラー1ページでしている、当時(というか今でも)、ほとんど知られていなかった監督についてここまで紹介されているのは凄い。

とにかく低予算で撮影するというのが売りで、サディスティックなエログロ作品を得意としていたようだ。

アンディミリガンの宣材がないのでスクリーン別冊ホラームービーズの表紙「血に飢えた断髪魔」より

アンディ・ミリガン

1929年1月31日(?下注記)アメリカのミネソタ州で生まれる。

ツイッターのフォロワーさんから教えてもらったが1929年1月31日に生まれたというwikiの表記と同年2月12日に生まれたとIMDBとの表記が異なっている。

独学で学んだ映画製作者、劇作家、脚本家、衣装デザイナーである。

父はアメリカ軍に50年以上つとめた軍人で、彼も4年間アメリカ海軍に入隊していた。

その後、ニューヨークへ移住しブティックを運営する。

1960年代初めに映画製作に興味を持ち始め、『Vapors(1965)』という30分のモノクロ映画を16mmフィルムで撮影することになった。

その後、エクスプロイテーション映画やセスクプロイテーション映画といわれるエログロ映画を撮ることとなる。

1991年6月3日にロサンゼルスで亡くなっている。

30本近い映画を監督しているが、国内で発売されたのは以下に記載した作品である。

国内で販売されたアンディ・ミリガン作品

激惨!血に飢えた館 (1983)
ザ・マン・ウィズ・ツー・ヘッズ (1972)
呪いの館/満月に吠えるムーニィ家の惨劇(1972)
血に飢えた断髪魔/美女がゾクゾク人肉パイ(1969)
拷問の密室/伯爵の淫らな毒牙は鮮血にまみれ(1968)
アンディ・ミリガンのガストリー・ワンズ(1968)
など他に紛失した映画が多い。

アンディミリガン特集が組まれているスクリーン別冊”ホラームービーズ”

最後に

最初にホラー映画監督アンディ・ミリガンを知ったのはスクリーン別冊の”ホラー・ムービーズ”である。

日本ではほとんど紹介されず、ホラー映画マニアにしか知られてない謎が多い監督だ。
紛失してしまった作品も多く、なかなか作品を見る機会がない。

見れないとなると見たくなるのがマニアの心理である。

さらに補足情報

近々、海外のメーカー”SEVERIN”から「THE DUNGEON OF ANDY MILLIGAN COLLECTION」というボックスが発売される。

140ドルということなので、わたしの小遣いでは厳しいが、なんと、Blu-ray9枚、CD、128ページに渡るブックレットが同梱されるという豪華仕様である。

詳細が知りたい方は以下の公式サイトをご覧頂きたい。

以下はこのボックス公式動画。内容はゴアありなので閲覧注意。

 

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