最近、ツイッターで情報が流れて来ている『アンダーウォーター(2020)』を鑑賞。
見どころ
・海底1万1千メートル下の恐怖感がハンパない
・クリーチャーのデザインが素晴らしい。特に巨大なやつとか
あらすじ
深海の海洋資源採掘基地が突然の大地震に見舞われ基地は水没する。技術屋ノラは生き残った仲間とともに安全地帯に移動を始める。さらに地震によって目覚めた海底のモンスターが彼らを襲う・・
映画について
『リバイアサン(1989)』『ザ・デプス(1989)』『ザ・ビースト(1996)』などにも通じる海洋モンスターパニック映画。
スケールのでかい深海採掘基地の映像は見ごたえある。また、クライマックスのクリーチャーのシーンもしかり。劇場の大画面で見れなかったのが残念。
昔スキューバダイビング(海で100本近く潜ったことあり)で最初の資格であるオープン・ウォーターの講習を受け初めの頃、1メートルの深さでも呼吸困難のパニックになった経験があるので、海底1万1千メートル下(水圧もハンパない)でのパニックは想像するに恐ろしすぎる。
水に追われてゴツイ潜水服を着用しなければならないのはかなり怖かった。このゴツイ潜水服(『エイリアン(1979)』のノストロモ号の宇宙服に似ている)や海底基地内のデザインはいかにも工業チックで恰好よい。
ストーリー展開がありきたりなのとクリーチャー造詣が良いのにクリーチャーの恐ろしさよりも水没の怖さが先立ち後半あたりしか見せ場がないのが残念なところ。
基地内の技術屋ノラの役は『トワイライト』シリーズ全5作のヒロインで有名になったクリスティン・スチュワート。本作では冒頭のシーンで丸坊主で眼鏡をかけており、あまりのイメージの違いにびっくりした。
海底基地の隊長ルシエン役にはヴァン・サン・カッセル。年齢を重ねて貫禄が出てきた。
個人的なお気に入りはジェシカ・ヘンウィック演じる隊員のエミリーがキュート。
『デッドプール(2016)』に出演していたコメディアンT.J.ミラー演じるポールが深刻な事態の中で軽口を飛ばしまくるいいキャラクターだった。
監督は『地球最後の男(2011)』『シグナル(2014)』のウィリアム・ユーバンク。
最後に
2020/9/2からデジタル配信限定。2020/10/10時点で見れるのは『Amazonプライムビデオ』と『youtube』のみ。対象【PG12】。
自分は『youtube』で400円くらい課金して鑑賞。尺が1時間34分と短くさくっと見れるので、海洋モンスターものがお好きな方はぜひ。
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