追悼ショーン・コネリー『プレシディオの男たち』を見た!

追悼ショーン・コネリー『プレシディオの男たち(1988)』を見た!

2020年10月31日のハロウィンの日。俳優のショーン・コネリーが亡くなった。享年90歳。
俳優の訃報はさほどショックを受けないのだが、今回のショーン・コネリーの訃報は親族のことのように動揺した。
しばらくは、ショーン・コネリーの映画を見て追悼しようと思う。

 

昔、テレビ東京系映画番組サタ☆シネで録画した『プレシディオの男たち(1988)』を見た。

 

みどころ

・相いれない陸軍中佐と元部下の刑事が、プレシディオ基地内で起きた殺人事件をきっかけに協力して捜査を進めていく。
・中佐の娘で刑事と恋仲になる役はメグ・ライアン。人気女優になる前の役が初々しい。

 

あらすじ

陸軍プレシディオ基地内で女性MPがされる事件が発生。
元MP出身のサンフランシスコ警察の刑事ジェイ・オースティン(マーク・ハーモン)は事件の調査を始める。
捜査を進める中で元上官でMPの隊長アラン・コールドウェル中佐(ショーン・コネリー)と協力して捜査を進めることになる。

 

映画について

相いれない陸軍中佐と元部下の刑事が、プレシディオ基地内で起きた殺人事件をきっかけに強力して捜査を進めていくのが大筋。

当時58歳だったショーン・コネリーは渋みがあって軍服が似合う。
バーでプロレスラー風のチンピラと殴り合いのアクションシーンがあるが歳を食っても戦えることろが嬉しい。

陸軍中佐の娘役はメグ・ライアン。ショーン・コネリーとメグ・ライアンの親子の取り合わせは興味深く見れた。

キャスト

監督は職人監督ピーター・ハイアムズ。
代表作は『破壊!(1974)』『カプリコン1(1977)』『2010年(1984)』
ヴァンダムと組んだ『タイムコップ(1994)』『サドンデス(1995)』
ショーン・コネリーとは『アウトランド(1981)』以来2度目のタッグである。

MPの隊長アラン・コールドウェル中佐役はショーン・コネリー。
元部下のジェイと娘のドナがジェイと恋仲になっているのが気に食わない。

刑事ジェイ・オースティン役はマーク・ハーモン
MP時代のいざこざにより、元上官のアラン・コールドウェル中佐とはうまくいっていない。

今回はテレビ放送の吹替え版で鑑賞。ショーン・コネリーの吹替えは瑳川哲朗、マークハーモンの吹替えは池田秀一でとても合っていると思う。
また、脇役のジャック・ウォーデンの吹替えが富田耕生(アーネスト・ボーグナイン役など)で良かった。

アラン・コールドウェル中佐の娘でジェイと恋仲になるドナを演じるのはメグ・ライアン。本作の出演の翌年の『恋人たちの予感(1989)』がヒットし、『めぐり逢えたら(1993)』、『ユー・ガット・メール(1998)』などでブレイクした。

最後に

50代後半のショーン・コネリーは渋みを増して軍服が似合う。
映画としては可もなく不可もなくという娯楽作品という気がした。

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