これぞサイボーグ・バトル映画!アルバート・ピュン監督『ネメシス』

今回、紹介する映画はアルバート・ピュン監督『ネメシス(1997)』

・ブレード・ランナー(1982)
・ターミネーター(1984)
・男たちの挽歌(1987)
などを寄せ集めたような低予算だが派手なガンアクション、
大爆発にあふれた爽快な映画!

「こんな、いいところ取りのB級SF・アクション映画が見たかった!」といったこの手の好きにはたまらない作品。

ネメシス(1977)とは

あらすじ

LAのサイボーグの警官アレックスは、長官のファーンズワースから、人間との戦いをのぞんでいるサイボーグテロリストに機密データを提供しようとしている元上司で恋人だったジャレッドを見つけるよう指示を受ける。

映画について

アルバート・ピュン監督が得意とする低予算のサイボーグバトル映画。

冒頭、セクシーに迫ってくる女サイボーグを拳銃で倒し、その仲間たちから追われる銃撃戦からテンションが高い。

追手の美女2人はそれぞれ、サブマシンガン(MP5K:クルツ)とグレネードランチャーつきのショットガン(M3T Super90)で撃ちまくり、対するアレックスは2丁拳銃(ベレッタ92Fのカスタム)とショットガン(SPAS-12)で反撃する。

この冒頭のシーンは『ターミネーター2』の未来世界を撮影した場所で撮影したそうだ。

また、ホテルで男二人からの重火器(M60とBrowning M2)の銃撃を受けつつ体から火花を散らし、ボロボロになりながら返り討ちするジャレッドの仲間の女サイボーグが恰好よい。

このシーンではアレックスが追手から逃げるために、何層もの床を銃弾で円形に撃ち抜いて下層へ抜けていくシーンも好きだ。

なお、CGなどが使われていなかった当時の特殊メイクや、本物の火薬を使った大爆発シーンが迫力ある。

余談だが、低予算でゲリラ撮影などが行われており、お婆さんが体制側のエージェントを拳銃(SIG-Sauer P225)で撃ち殺すシーンがあるが、このひとは現場で見つけた一般人をスカウトしたそうだ。

主演のリヴィエ・グラナー

1960年8月2日パリ生まれ。外科医の一家に生まれる。

元フランス海軍特殊部隊で空手・キックボクシングの武道をこなし、フランスのキックボクシングのチャンピオンとなる。

ヘリのパイロットの免許も持っている。

・・という経歴が凄い。

監督アルバート・ピュン

1953年5月19日(日本版wikiでは6/19となっている)生まれ。
黒沢明の『デルス・ウザーラ』の現場で働いていたこともある。

低予算で早撮りのSF・アクション映画監督として知られており、50本以上の映画を撮影している。

工夫をして低予算で映画をつくるのに定評がある。

キャノンピクチャーズの仕事で『スパイダーマン』と『マスターズ』の製作が途中でキャンセルとなったときに両方のセットと衣装デザインを組み合わせ、『サイボーグ』を撮影した。
※この作品でジャン・クロード・ヴァンダムが有名になった。

2013年以降は健康の一時引退するも、治療を続けながら
さまざまな映画のプロジェクトに参入している。

主な監督作品

マジック・クエスト 魔界の剣(1981)
ラジオアクティブ・ドリーム(1985)
エイリアンfromLA(1988)
サイボーグ(1989)
ミクロコップ(1991)
キックボクサー2(1991)
ネメシス(1992)
キャプテン・アメリカ 帝国の野望(1992)
キックボクサー4(1994)
ネメシス2(1995)
ネメシス3(1995)
ネメシス4(1997)
ワイルド・ガン(1997)
沈黙のテロリスト(2001)多数

続編について

ネメシスは同じアルバート・ピュン監督で4作目まで続編が作られている。

主人公のアレックスを演じるのはオリヴィエ・グラナーからスーパーDNAで生まれた筋肉隆々の女戦士(演じるのはスー・プライス)に変更になっている。

自分はこの変更についていけず2作目の前半で断念している。
4作目までビデオテープを持っているので、近いうちに見直してみるつもりである。

最後に

ストーリーの語りは弱く、内容が分かりにくいが、とにかく派手に銃で撃ち合い、CGなしの大爆発などで、爽快感あふれる映画である。

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