ハロウィン当日に映画『ハロウィン(1978)』を見た!

ホラー映画界の巨匠ジョン・カーペンター監督の『ハロウィン(1978)』をハロウィン当日に見た!

低予算ながらモンスター級の高収益を稼ぎ出した数多くのスラッシャー映画の礎となった映画。見て損はない!

見どころ

・神出鬼没な殺人鬼マイケル・マイヤーズ
・殺人鬼に対するは精神科のマイケルの担当医師ルーミス。ドラキュラでいえばヴァン・ヘルシング教授のような存在
・弱き者から転じて戦うヒロイン。

 

あらすじ

ハロウィンの夜、6歳の少年マイケル・マイヤーズが包丁で姉を殺害する。

15年後のイリノイ州スミスグローブ1978年10月30日ハロウィン前夜、翌日マイケルの出廷があるためのマイケルの収監されている精神病院へ来たルーミスと看護婦だがマイケルは脱走し、ルーミスたちが乗ってきた車を奪って逃走する。

ハロウィンの当日。イリノイ州ハドンフィールド、女子高生のローリーは、ハロウィンの夜にベビー・シッターをしている家に行くことになるが、そこに現れたのは白いマスクを被ったマイケルだった・・

映画について

当時32万ドルの製作費で、アメリカでは4700万ドル、世界では7000万ドル稼いだ驚異のホラー映画。
この作品以降、二番煎じを狙ったホラー映画が沢山製作された。

ぱっと見可愛らしい男の子が血のついた包丁を持って、両親の前に立っている冒頭シーンは衝撃的。

イリノイ州ハドンフィールドは架空の街である。平和で閑静な街だが、日中ヒロインたちの背後に幽鬼のように現れては消えるマイケルの姿は不気味である。
ロブ・ゾンビ版の『ハロウィン』も面白かったが、唯一不満だったのは、生身の殺人鬼っぽすぎて(レスラーのようで迫力はある)、オリジナルの幽鬼ような不気味さがなかったことである。

殺人鬼に対するは精神科の医師ルーミス。演じドラキュラでいえばヴァン・ヘルシング教授のような存在である。

弱き者から転じて戦うヒロインの先駆けとなった映画。思わず応援したくなる殺人鬼への反撃シーン。

鑑賞した媒体

自分が買ったのはJVDから発売されたブルーレイ。
以下が収録されている。

・メイキングドキュメンタリー:
①A Cut About The Rest(87分)
②On Location 25 Years Late(10分)
※①②以外は2003年ハピネット発売DVDと同じ③Halloween:UNMASKED(27分)
・オリジナル予告編
・TVスポット(2種)
・スチール集
・音声コメンタリー

こちらは廃版となって、プレミア価格となったが、最近、キング・レコードから再販されて買えるようになった。私は再販版を持っていないので特典はどうなっているか分からないが吹替えは収録されて普通の価格で買えるようになった。

DVDで発売されたときは『米TV放送版』『オリジナル劇場公開版』『エクステンデッドバージョン』の3種類があった。

『米TV放送版』がアメリのテレビで放送されただけにカットシーンが多い最短バージョン。エクステンデッド・バージョンは後から追加撮影され本編が劇場公開版より10分ほど長い。

キャスト

監督はのちにホラー映画の巨匠となるジョン・カーペンター

ヒロインで殺人鬼につけ狙われるローリー役はジェイミー・リー・カーティス
彼女の母親はヒッチコックの『サイコ』の有名なシャワールームでの殺人シーンで殺される役の女優ジャネット・リー。

ルーミス医師役は『007は二度死ぬ』で悪の組織スペクターの首領ブロフェルドを演じたドナルド・プレザンス。
『ハロウィン』シリーズでは3作目を除く1作目から6作目にルーミス役で出演し、彼の代表作となった。
1995年に75歳で亡くなった。

 

音楽について

印象に残るシンセサイザー音楽は監督ジョン・カーペンターによるもの。
のちの彼の作品の曲もほとんど彼の作成した音楽。

 

映画の宣材

・パンフレット

 

・リバイバル上映時のチラシ

 

最後に

低予算ながらモンスター級の高収益を稼ぎ出した数多くのスラッシャー映画の礎となった映画。見て損はない!
『ハロウィン』シリーズや2018年に作られた本作の続編についてはまたの機会に!

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