ダリオ・アルジェント監督の長年のパートナー、イタリアの女優ダリア・ニコロディについて紹介する。
最初はザ・ショックをテレビで見て綺麗な女優だと思い、テレビで見た『ザ・ショック』やダリオ・アルジェントの作品を多数みるようになった頃から印象的な女優である。
2020年11月26日に惜しくも亡くなった。
ダリア・ニコロディについて
1949年6月19日イタリアのフィレンツェ生まれの女優監督ダリオ・アルジェントのホラー映画作品に多数出演。魔女3部作の原案や脚本を担当。
公私ともにつきあいが長く、アルジェントとの間に女優アーシア・アルジェントを生んでいる。サスペリア パート2ではコメディアンヌな演技を見せてくれたり、フェノミナでは狂気の演技だったりと幅広い役柄を演じる女優だと思う。
主な出演作
サスペリア パート2(1976)
アルジェント監督の作品の中ではダリア・ニコロディのコメディアンヌさが一番輝いている作品。
タバコをくるくる回すシーンが好き。
ザ・ショック(1977)
ダリア・ニコロディを一番最初に見て知った作品。子供心に綺麗な人だな~と思ったがラストシーンがかなりトラウマになった。
サスペリア(1977)
ダリオ・アルジェントと共同して脚本を執筆。冒頭の空港のシーンでちょっとだけ出てくる。
インフェルノ(1980)
ダリア・ニコロディが本作の原案を担当。主役はアイリーン・ミラクルで、少しのシーンで出演している。
シャドー(1982)
ダリア・ニコロディの出演作で二番目に好きな作品。雨の中での彼女の絶叫シーンはインパクトあり。
フェノミナ(1985)
美少女ジェニファー・コネリーをあがめるホラー。本作のダリア・ニコロディの演技はトラウマもの。
マカロニ(1985)
VHS止まりで本編を見れていない。
アルジェント・ザ・ナイトメア 鮮血のイリュージョン(1986)
ダリオ・アルジェントのドキュメンタリー。
オペラ座血の喝采(1988)
ダリア・ニコロディが出てくるドアノブをのぞきこむシーンは必見。
パガニーニ・ホラー 呪いの旋律(1988)
これもVHSどまりだったかな。未見。
スカーレット・ディーバ(2000)
娘のアーシア・アルジェントが監督・主演。ダリア・ニコロディのシーンを覚えていない。
ダリオ・アルジェント 鮮血の魔術師(2000)
こちらもダリオ・アルジェント監督のドキュメンタリー
サスペリア・テルザ 最後の魔女(2007)
娘アーシアの母親(の幽霊?)役として登場。
最後に
6年前にツイッターでお返事頂いたときは飛び上がるほど嬉しかった。
昔からスクリーンやDVDで何度も見てきた女優である。
突然の訃報はショックだったが、スクリーンの彼女は健在である。
出演作では特に『サスペリア2』がおすすめである!
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