心霊スポットホラー『犬鳴村(2020)』を鑑賞

清水崇監督の。Jホラー『犬鳴村(2020)』を鑑賞したので簡単に紹介。

予告編トレーラー ※冒頭からびっくりするシーンがあるので閲覧注意!

あらすじ

地図に存在しない村『犬鳴村』という都市伝説の場所探すためその村につながるというトンネルを好奇心で訪れたカップル、悠真と明菜。
トンネルの先で二人は犬の鳴き声と共に恐ろしい目にあうがなんとかその場から逃げ出す。

森田悠真(坂東龍汰)は、妹の奏(三吉彩花)、弟の康太(海津陽)、父(高嶋政伸)、母(高島礼子)の5人家族で暮らしている。

明菜(大谷凜香)は戻ったあとにおかしくなってしまう。それは次々と起こる悍ましい出来事のはじまりであった。

映画について

幽霊の出るトンネルや深夜にベルが鳴り続ける電話ボックスといった怪談スポットを素材として、いまは存在しない村の伝説と結び付けたホラー映画。

ところどころショックシーンはあるが、ホラー慣れしていることもあり、あまり怖くなかった。
たぶんホラー初級者にはかなり怖い演出だと思う。
どちらかというとしんみりと切なさが残るストーリィ

ヒロインは幽霊が見えるという設定なので、色々なパターンの幽霊が登場する。
※終盤は露出しすぎでおなか一杯感はあった。

『オーメン(1976)』のプロットや『ドクターモローの島』はたまた『ハウリング(1981)』『ハウリング2(1985)』、韓国映画『4人の食卓(2002)』のようなシーンもあった。ホラー映画監督ならではのオマージュかも知れない。※ドクターモローの島な演出は不要な気がした。

こういった山奥の村の闇の部分をテーマとしたホラーは興味があるジャンル。津山事件にヒントを得た『丑三つの村(1983)』や『八墓村(1977)』やゲーム版(映画版はつまらなかった)の『サイレン(siren)』など好きである。

 

怖いシーンを可愛くした『恐怖回避ばーじょん』というのも作成されている(こちらも見てみたい)

森田奏役の三吉彩花さんが清楚な感じで良かった。
また、母役の高島礼子さんの演技が熱演すぎてびっくりした。
また、多数のホラー邦画作品に参加している奥菜恵さんも嬉しい出演である。

公式サイト

こちら

最後に

こうして欲しかったという不満点は少々あるが、前評判のイメージより楽しめた。
特に出演者の演技はなかなか熱演を通り越して怪演になっているのが凄い。

先日WOWOWで放送されたり、Youtubeムービーで購入、レンタルで配信。
GEOなどでレンタル(私はこれで見ました)が始まっている。

 

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