対テロ特殊部隊”デルタフォース”。イスラエル製のサブマシンガン”UZI(ウージー)”を標準装備で携えたSWATの様な軽装チームである。
3/10が誕生日。チャック・ノリスと代表作”デルタ・フォース”について紹介する。
デルタ・フォース
カイロ発ニューヨーク行きの旅客がハイジャックされた。
人質救出のため、ニック・アレクサンダー大佐(リー・マーヴィン)のもとに対テロ部隊”デルタ・フォース”が招集された。
除隊したスコット・マッコイ少佐(チャック・ノリス)が呼び戻され指揮を執ることとなった。
かくして”デルタフォース”による人質救出作戦が始まった。
監督は「暗黒街の顔役」、「サンダーボルト脱出作戦」などで手堅いアクション演出をしている映画監督、映画プロデューサーでもあるメナハム・ゴーラン。
脇を固めるのはロバート・ボーン、マーティン・バルサム、シェリー・ウィンタース、ジョージ・ケネディと豪華である。
アラン・シルヴェストリの軽快なテーマ曲が良い。
チャック・ノリス
1940年3月10日アメリカのオクラホマ州で生まれる。
アメリカ空軍に入隊後、護身術として格闘技を学ぶ。
韓国に在留中、空手とはまり、ミドル級のチャンピオンとなる。
同じ武術家として交流のあったブルース・リーの誘いを受けて、『グリーン・ベレー』『サイレンサー/破壊部隊』などの脇役を経て『ドラゴンへの道』へブルース・リーの敵役で出演。
その後、アクション映画スターとして『テキサスSWAT』、『地獄のヒーロー』、『デルタフォース』などでアクションスターとして売れっ子になっていく。
近年では『エクスペンタブルズ2』にも出演している。
※「チャックノリスの~」という接頭語がついたタイトルは省略グリーン・ベレー(1968)
サイレンサー(第4弾)/破壊部隊(1969)
ドラゴンへの道(1972)
地獄の刑事(1974)
バイオニック・マーダラー(1982)
地獄の復讐(1982)
テキサスSWAT(1983)
地獄のヒーロー(1984)
地獄のヒーロー2(1985)
野獣捜査線(1985)
地獄のコマンド(1985)
デルタ・フォース(1986)
ブラドック/地獄のヒーロー3(1988)
ザ・ファントム/地獄のヒーロー4(1988)
デルタフォース2(1990)
ヘルバウンド/地獄のヒーロー5(1993)
テキサス・レンジャー(1993)
テキサス・レンジャー2(1994)
テキサス・レンジャー3(1994)
テキサス・レンジャー4(1994)
地獄の捜査線(1998)
地獄のヒーロー/ザ・プレジデント・マン(2000)
地獄のヒーロー/グラウンド・ゼロ(2002)
炎のテキサス・レンジャー リターンズ(2005)
地獄の銃弾(2005)
エクスペンダブルズ2(2012)

映画の半券
最後に
また、フロントにミサイルランチャーを装備したバイク(後方にもロケットランチャーを発射する機構あり)やバギーなど「マッドマックス2」や「メガフォース」で出てきそうな軽装の乗り物で行動するのが印象的である。
敵のテロリスト集団の行く手にバイクにまたがったチャック・ノリスが単騎で待ち受けるシーンは胸が熱くなった。
バイクから航空機へ乗り込むシーンは失笑した『メガフォース』とは違い、立ち乗りスタントからで格好いい。
チャック・ノリスだけでなく、本作が遺作となった名優リー・マーヴィンの活躍シーンも多くて嬉しい。
<U-NEXT>
<TSUTAYA-DISCAS>
<amazon プライムビデオ>
コメント