「バタリアン」の監督、「エイリアン」原案、脚本、「トータル・リコール」などの脚本家ダン・オバノン

本日は「エイリアン」原案、脚本、「バタリアン」の監督、「トータル・リコール」などの脚本家ダン・オバノンについて紹介する。

本記事を読むことでダン・オバノンの簡単なプロフィールと監督や脚本などで関わっている映画について知ることが出来る。

 

ダン・オバノン

1946年9月30日アメリカのミズーリ州セントルイスで生まれる。

子供のころ見たテイルズ・フロム・ザ・クリプトや古いホラー映画のECコミックに影響を受ける。

南カリフォルニア大学映画芸術学部の友人ジョン・カーペンターとともに脚本・出演・特殊効果・編集・制作デザインを担当した「ダーク・スター(1974) 」で映画デビューする。

ジョージ・ルーカスにコンピュータアニメーション担当として招かれ、「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977) 」のミレニアムファルコンのハイパードライブにより光の線が伸びるシーンなどを担当した。

その後、ヨーロッパへ行き「エルトポ」のアレハンドロ・ホドロフスキーと「DUNE/砂の惑星」を制作しようとするが失敗。

アメリカへ戻りアニメーターではなく脚本家で身を立てようと、SFホラーをテーマにした「スタービースト」の原案に着手する。
これを手に入れたリドリー・スコット監督目に止まり、のちの「エイリアン(1979)」となる。

彼が監督した「バタリアン(1985)」はジョージ・A・ロメロ監督の「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」へのオマージュをこめたコメディとなっており、ゾンビ映画の代表的な作品の一つとして挙げられるようになった。

まあ、アメリカのアダルト・コミックであるヘビー・メタル誌に多くの物語を寄稿した。

南カリフォルニア大学映画芸術学部の最も優秀な卒業生の1人となった。

長年、難病であるクローン病を患っており2009年12月17日63歳没。

主な関連作品

ダーク・スター(1974)
スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977) コンピュータアニメーション
エイリアン(1979)  脚本・ビジュアルデザインコンサルタント
ゾンゲリア(1981) 脚本
ヘビー・メタル(1981)「Soft Landing」と「B-17:ゾンビもの」の脚本
ブルーサンダー(1983)  脚本
スペースバンパイア(1985) 脚本
バタリアン(1985) 脚本、監督
スペースインベーダー(1986) 脚本
トータル・リコール(1990) 脚本
ヘルハザード・禁断の黙示録(1991)  監督
スクリーマーズ(1996)  脚本
ヘモグロビン(1997)  脚本
↓いまやゾンビ映画の代表格映画「バタリアン」のパンフレット。

↓「スターウォーズ」のパンフレット

 

↓「エイリアン」のパンフレット

 

 

↓「ゾンゲリア」。左がパンフレット。右がチラシ

 

↓「スペース・バンパイア」のサントラLP

 

 

↓「ヘヴィ・メタル」のVHS

↓監督作「ヘル・ハザード」のVHS

 

↓スクリーマーズのVHS

 

↓「ヘモグロビン」のVHS。国内では「ブレーダーズ/クライチカ」というタイトルでDVDが出ている。ルトガー・ハウアー出演

 

最後に

本日は「エイリアン」原案、脚本、「バタリアン」の監督、「トータル・リコール」などの脚本家ダン・オバノンについて紹介した。

「エイリアン」「ゾンゲリア」「ブルーサンダー」「スペースバンパイア」「トータル・リコール」などわたしの好きなSF・ホラー映画でたびたび目にしていた脚本家だった。

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