昨日(生誕日だったこともあり)、ダン・オバノンの作品を調べていて、ふと気づいたことがある。
「あれ?ダン・オバノン監督のゾンビ映画のメジャー作「バタリアン」って、国内Blu-ray発売していないのでは?」
本記事を読むことで、国内Blu-rayが発売されていないメジャーホラー・SF映画の一端(わずか3作品だが・・)を知ることが出来る。
本日(2021/10/1)時点でぱっと思いついたものを、記載してみた。
1.バタリアン(1985)
原題は「The Return of the Living Dead」。ジョージ・A・ロメロ監督の「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」にオマージュを捧げつつ、パロッた作品である。
物語は映画「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」は実際に起きた出来事だっという出だしで始まる。
また、ロメロのゾンビとは違い、本作のゾンビは頭が破壊された
監督はジョン・カーペンターら南カリフォルニア大学映画芸術学部の友人と作った「ダークスター」の脚本など色々担当したダン・オバノン
「バタリアン」というタイトルは、日本の配給会社である東宝東和がインパクトがあるということでつけた。
また、オバンバやタールマンなど個性あるゾンビたちが登場するが、このネーミングも配給会社がつけた名前である。
本シリーズはそれぞれの関連はないが5作目まで作られている。
2.ヒドゥン(1987)
ロス市警のベックは連続殺人犯人を捕まえる。しかし、証拠をつきつめていくと、とても殺人犯人とは思えない人柄の人物であった。
そして、同じ手口の殺人犯人が現れる。
困惑するベックだが、FBIのギャラガーという捜査官が現れ、異星人の犯罪だと通告する。
フェラーリとロック好きの異星人が次々と人間に乗り移り、連続殺人を続け、ロス市警とFBIが追うという、B級映画のテイストにあふれた大好きな作品である。
暴走するフェラーリが警察の銃弾を大量に受けるイーストウッドの「ガントレット」のようなシーンや、色っぽい女性にエイリアンの乗り移り暴れまわるなど見どころ満載!
監督は「ジャンク・イン・ザ・ダーク」「エルム街の悪夢2/フレディの復讐」のジャック・ショルダー
主演は「ツイン・ピークス」のクーパー捜査官役で有名なカイル・マクラクランと「フラッシュ・ダンス」のイケメン社長役のマイケル・ヌーリー
3.ザ・グリード(1998)
密輸業者と武装傭兵が乗った船がモーターボートと衝突して立ち往生してしまったところに、現れた豪華客船に乗り込んだのだが、そこには乗客が消失してしまった原因である謎の巨大生命体がいたのである。
監督は「ハムナプトラ」「ハムナプトラ2」のスティーブン・ソマーズ
音楽は「猿の惑星」「ランボー」のジェリー・ゴールドスミスである。
日曜洋画劇場やテレ東の午後のロードショーで何度も再放送していたイメージであるが、ここ数年は放送されていなく、DVDも高騰している作品である。
最後に
わたしの中では以上3作品はホラー・SF映画の中でもメジャー作品だったので、ブルーレイ化されていないのに驚きだった。
DVDやブルーレイ化されないのには、大くは権利が複雑になっていたりして国内では販売出来ないものが多いと思われる。
メーカーさんは権利獲得が難しいと思うが、購入すると考えると特典(や吹替)も沢山いれて製品化して欲しい。
他にもこれもあるよ!という作品があれば教えて欲しい。
他には「悪魔の毒々モンスター」シリーズ、海洋モンスターパニック「リヴァイアサン」などもあるよとツイッターのフォロワーさんより教えて頂いた。(2021/10/25追記)
あとは知名度が高いところで言えば、ピーター・ジャクソンの「ブレインデッド」あたりだろうか。
メジャーではないかもだが「デッドリー・スポーン」もそうかな。
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