クリント・イーストウッド
1930年5月31日にサンフランシスコで、のちにジョージア・パシフィック・コーポレーションの製造部門の重役となるクリント・イーストウッド・シニア（イーストウッドの本名はクリント・イーストウッド・Jr.である）の父とIBMオペレーターの母の子として生まれる。
中流階級の家庭で育ち、機械と音楽に興味を持った平凡な学生であった。
その後、ゴミ収集車の運転やプールを掘ったりという作業で収入を得つつ、映画の端役で演技を学んでいった。
イーストウッドが映画でブレイクしたのはセルジオ・レオーネ監督の「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」「続夕陽のガンマン」といったイタリアで撮影されたマカロニウェスタン三部作である。
その後、「恐怖のメロディ」でストーカーの女につけ狙われるDJ役で出演しながら監督デビューする。
また、ハリー・キャラハン刑事を演じた「ダーティ・ハリー」もヒットする。
1992年「許されざる者」、2004年「ミリオンダラー・ベイビー」ででアカデミー作品賞、監督賞を受賞。
関係が深い監督では、イーストウッドが監督となるきっかけとなったドン・シーゲールや、「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」「続夕陽のガンマン」といったマカロニウェスタン三部作のセルジオ・レオーネなどがあげられる。
シングルレコードのジャケット。これと同じデザインで、館名入りのチラシは十数万円という値がついていた！（いまはいくらか分からない）
主な出演作品
ローハイド(1959-1965) テレビドラマ
荒野の用心棒(1964)
夕陽のガンマン(1965)
続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966)
奴らを高く吊るせ!(1968)
マンハッタン無宿(1968)
荒鷲の要塞(1968)
ペンチャー・ワゴン(1969)
真昼の死闘(1970)
戦略大作戦(1970)
白い肌の異常な夜(1971)
恐怖のメロディ(1971)出演、監督
ダーティハリー（1971）
シノーラ（1972）
荒野のストレンジャー(1973)出演、監督
ダーティハリー2(1973)
サンダーボルト(1974)
アイガー・サンクション(1975)出演、監督
アウトロー(1976)出演、監督
ダーティハリー3(1976)
ガントレット(1977)出演、監督
ダーティファイター(1978)
アルカトラズからの脱出(1979)
ダーティファイター 燃えよ鉄拳(1980)
ブロンコ・ビリー(1980)
ファイヤーフォックス(1982)
センチメンタル・アドベンチャー(1982)
ダーティハリー4(1983)
タイトロープ(1984)
シティヒート(1984)
ペイルライダー(1984)出演、監督
ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場(1986)出演、監督ダーティハリー5(1988)
ピンク・キャデラック(1989)
ホワイトハンター ブラックハート(1990)出演、監督
ルーキー(1990)出演、監督
許されざる者(1992)出演、監督
ザ・シークレット・サービス(1993)
パーフェクト・ワールド(1993)
キャスパー(1995)カメオ出演
マディソン郡の橋(1995)出演、監督
目撃(1997)出演、監督
トゥルー・クライム(1999)出演、監督
スペース カウボーイ(2000)出演、監督
ブラッド・ワーク(2002)出演、監督
ミリオンダラー・ベイビー(2004)出演、監督
グラン・トリノ(2008)出演、監督
など
たぶん希少なチラシ
これもたぶん希少なチラシ
主な監督作
真夜中のサバナ(1997)
ミスティック・リバー(2003)
父親たちの星条旗(2006)
硫黄島からの手紙(2006)
チェンジリング(2008)
インビクタス/負けざる者たち(2009)
ヒア アフター(2010)
J・エドガー(2011)
ジャージー・ボーイズ(2014)
アメリカン・スナイパー(2014)
ハドソン川の奇跡(2016)
15時17分、パリ行き(2017)
運び屋(2018)
リチャード・ジュエル(2019)
など
声優
定番の声優は山田康夫だった。1959年の海外ドラマ「ローハイド」から「パーフェクトワールド」の声優をつとめた。
また、野沢那智、多田野曜平、瑳川哲朗なども吹替を担当している。
アカデミー賞 作品賞、監督賞 受賞作品！！
アカデミー賞 作品賞、監督賞 受賞作品！！
最後に
なんと御年91歳！（2021年5月31日現在）そして、いまでも、高いクオリティの映画を撮り続ける情熱と体力がすごすぎる。
若い頃の出演作で元気づけられ、監督作でしみじみとさせられる、常に勇気をもらえる監督である！
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