『アンタッチャブル』のサントラが到着!映画音楽の巨匠エンニオモリコーネのお仕事!

先日、ブログに書いた『アンタッチャブル(1987)』のサントラが到着した。

作曲しているのはイタリアの音楽家エンニオ・モリコーネ。
大してコレクションしている訳ではないが大好きな映画『ウエスタン』や『ニューシネマ・パラダイス』やイタリアンホラーの音楽を沢山作曲しているので調べてみた。

エンニオ・モリコーネについて

1928年11月10日イタリアのローマ生まれ。

アカデミー賞には5回ノミネートし、2006年にアカデミー名誉賞、タランティーノ監督の『ヘイトフルエイト(2015)』で作曲賞を受賞している。

ラインナップを見た感じ、初期の頃はイタリアの西部劇(マカロニ・ウエスタン)やサスペンス作品が多い。

監督とはマカロニウエスタンの巨匠セルジオ・レオーネ監督、ホラー映画のダリオ・アルジェント監督の初期作品や、『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルトナーレ監督などのイタリア監督と組むことが多い。

セルジオ・レオーネ監督作品

なんとエンニオ・モリコーネとは小学校の同級生!
公私ともに親交が深かったそうだ。

荒野の用心棒(1964)
夕陽のガンマン(1965)
ウエスタン(1968)
夕陽のギャングたち(1971)
ミスター・ノーボディ(1973):原案
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984)

ダリオ・アルジェント監督作品

初期の監督作とのタッグ多し

歓びの毒牙(1970)
四匹の蠅(1971)
わたしは目撃者(1971)
オペラ座の怪人(1998)

ジュゼッペ・トルトナーレ監督作品

ニュー・シネマ・パラダイス(1988)
海の上のピアニスト(1998)
マレーナ(2000):アカデミー賞ノミネート
鑑定士と顔のない依頼人(2013)
ある天文学者の恋文(2016)

エンニオ・モリコーネのお仕事!上記以外の主な作品

※あまりに多作なので興味ある作品だけピックアップ

(1)西部劇

続・荒野の1ドル銀貨(1965)
続・夕陽のガンマン(1966)
群盗荒野を裂く(1966)
テオレマ(1968)
殺しが静かにやってくる(1968)
ガンマン大連合(1970)

(2)ホラー映画

地獄の貴婦人(1974)
エクソシスト2(1977)
遊星からの物体X(1982)
ウルフ(1994)

(3)サスペンス映画

ヒッチハイク(1977)
エミリーの窓(1980)
アイランド(1980)
ホワイト・ドッグ(1983)
フランティック(1988)
ザ・シークレット・サービス(1993)
ディスクロージャー(1994)

(4)その他の作品

シシリアン(1969)
狼の挽歌(1970)
死刑台のメロディ(1971)
1900年(1976)
タタール人の砂漠(1976)
オルカ(1977)
天国の日々(1978):アカデミー賞ノミネート
エーゲ海に捧ぐ(1979)
パリ警視J(1983)
サハラ(1983)
レッド・ソニア(1985)
ミッション(1986):アカデミー賞ノミネート
アンタッチャブル(1987):アカデミー賞ノミネート
C.A.T.スクワッド2(1988)
カジュアリティーズ(1989)
アタメ(1990)
バグジー(1991):アカデミー賞ノミネート
ヘイトフルエイト(2015)

所持しているエンニオ・モリコーネのサントラ

ニュー・シネマ・パラダイス(1988)

映画を見て感動した人はこのサントラを聴いているだけで映画の情景が目に浮かびます!これはおすすめのサントラです。

歓びの毒牙(1970)、四匹の蠅(1971)、わたしは目撃者(1971)

イタリアホラーのダリオ・アルジェント監督の初期作品

遊星からの物体X(1982)

SFホラー作品として生涯ベスト3に入る作品

アンタッチャブル(1987)

本日のこのブログを書くきっかけとなったサントラ。
メインテーマ曲の『THE STRENGTH OF THE RIGHTEOUS』と『ON THE ROOFTOPS』が本作のスリリングなイメージと重なり恰好いい。

モリコーネのベストアルバム

マカロニウエスタンなどの曲も網羅されているので初心者に優しいベストアルバム。2種

最後に

つい最近、2020年7月6日にエンニオ・モリコーネがなくなった。映画音楽界の巨星堕つという感じだった。
こうして一覧を作ってみると馴染み深いタイトルの映画でも、作曲している音楽があるので見直してみようと思う。『エクソシスト2』と『ウエスタン』のCDも持っていたと思っていたがすぐに見つからなかった。買い逃していたのかなあ。

 

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