【雑記】ガンプラ作成。40年前の旧キット「Gアーマー」を全塗装で完成!ここ数年の作成作品も掲載!

2018年から、ちょこちょこと戦車などのミリタリーの模型やガンプラを作り始めている。
本格的に作っているのはホビージャパンを毎月購読していた高校生のとき以来である。

夏季休暇の期間で40年前の旧キット「Gアーマー」を完成させた。
昔のガンプラなので、かなり課題が多かった。製作に関して大変だったことなど振り返り一記録として残す。

また、模型の原点であるガンプラブームについても触れておく。

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ガンプラブーム

1979年からテレビ放送された日本サンライズのロボットアニメ「機動戦士ガンダム」

私が見始めたのは、1981年の再放送からだった。

1980年7月にバンダイから1/144ガンダムのプラモデルが発売された。300円だった。

1981年2月あたりからガンダムの再放送にともないガンプラはブームとなり模型屋でガンプラが買えないという異常な事態となる。

当時、わたしは小学生だった。学校ではどこどこの店で入荷するという話で持ちきりとなり、大半はガセ情報で実際に模型屋の開店前から行くと入荷の予定はありませんと張り紙が貼ってあった。
※いまのようにネットがなく情報は口コミだけだった。

入荷した店もあったが300円のプラモと塗料とセットで1,000円(塗料は3種で選べず。たぶん売れの買ったもの。いわゆる抱き合わせ商法というやつ)という小学生には優しくない値段であった。
1881年3月に劇場版「機動戦士ガンダム」
1981年7月に劇場版「機動戦士ガンダムII 哀戦士編」
1982年3月に劇場版「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編」
に上映され、人気が爆発した。
わたしは全作品を(たぶん全て新宿の)映画館で見た。公開初日は映画館の周りを長蛇の列であふれ、わたしもその中にいた。

80年代中ごろガンプラブームは終わった。

本日作成したGアーマーはこのガンプラブームの頃、憧れのプラモである。

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旧キットGアーマー

なぜ、旧キットを選択したかというと現行のHGUCは、最近のガンプラの高騰化により7,500円ぐらい(定価は3,080円)のプレ値がついているからである。
さすがにこの値段は出す気がしないので、メルカリで1,500円くらいの旧キット未組み立て品を送料込みで入手した。

1981年9月に発売されたこの旧キットは、定価1,100円。Gアーマー、Gファイター、Gスカイ、Gスカイ、Gブルといった5形態にパーツの差し替えで変形可能。ガンダム本体もついてくるという当時しては夢のキットであった。

とはいえ、40年前に初版が発売されたキットなので、現在のガンプラで慣れた目から見ると、気になる点が多かった。
しかし、全体的なプロポーションはよく、いまのプラモの工作道具を使えば、そこそこ化けるのではないかという期待を胸にプラモに着手した。

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気になった点
①ガンダムの出来が悪い。
②コクピット部分がプラで埋まっている。
③GファイターからGアーマーへ変形する稼働部分が弱い
④パーツのあわせめに段差が出る。

⑤パーツの色分けがされていない。
 ※今のガンプラはパーツごとに色分けされているが、旧キットは色分けされていないのは当たり前。また、この時代のプラモは接着剤での接着は必須であった。

気になった部分への対策として以下を構想した。

対策
①ガンダムは現行HGへ差し替え

②コクピットは自作する
③稼働部分はポリキャップへ変更する
④段差が出来ないようにやすり、目立つ部分はプラ板でモールドを作成し目立たなくする
⑤全塗装を行う。

①ガンダムは現行HGへ差し替え

旧キットはさすがに40年前のキットのため見た目や出来が良くないので、現行HGガンダム(実売800円くらい)へ差し替えることにした。

Gアーマーとして仮組みの状態ではめてみたところ、すんなり収まったのでそのまま無改造で使用することにした。

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ただし、Gファイター形態のときに、ガンダムが上に立つと安定しないので、100均でかったネオジム磁石で固定出来るように改造した。
ガンダムの足裏とGファイターの足場の部分に磁石を埋め込んだ。

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②コクピットは自作する

これは難題だった。当初は、コクピット部分のプラスチックを削りとり、コクピットはプラ板やパテで自作することで考えていた。

風防(キャノピー)の自作が一番の課題で、ググったらおもちゃのブリスターの透明パッケージを火であぶって押し出しで作るという記事があったが、かなり面倒くさい。

結局、1/144戦闘機のコクピットと風防(キャノピー)のジャンクパーツがあったのでこれを流用することにした。

タミヤのミニノコでプラスチックの風防部分を切除。
コクピットをむりやり埋め込んだ。
バンダイの1/144のフィギュアのプラモからパイロットの上半身を拝借し、乗せてみた。
セイラさんのイメージで黄色に塗った。

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③稼働部分はポリキャップへ変更する

GファイターからGアーマーへ変形する際に稼働する部分はプラで作られており、すぐにも折れそうだし、最初からかなりグラグラして安定しない。

余っているポリキャップを使った。ポリキャップは直接、接着剤でプラパーツに接着出来ないので、ポリキャップのまわりをプラ板で囲うといった策を使うしかない。
300円で買ったホットボンドを使いポリキャップを裏から固定した。

また、Gファイターになったときに、ガンダムの足場となる部分がガンダムの重みで下がってしまうので、ネオジム磁石を埋め込みGファイター形態のときは本体と固定されるようにした。

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④段差が出来ないようにやすり、目立つ部分はプラ板でモールドを作成し目立たなくする

この辺りは粗目の平棒ヤスリで粗削りを行い、それでも発生した段差は接着剤で埋め耐水ペーパー(600番、800番、1000番の順)でやすっていく。

どうしてもめだってしまう場合は、プラ板でモールドを貼る、デカールを貼るなどでごまかす。

⑤全塗装を行う。

どうせ全塗装を行うならということで、ガンダムのデザイナーである大河原邦男がポスターによく描いているリアルタイプカラーを参考にすることにした。

大河原リアルタイプカラーのガンダムは、白い部分が明るいグレー(顔だけなぜか白)、腕、肩、腰、膝、くるぶしのアーマーは濃い緑であるが、顔だけ白なのは違和感を感じるため、腕や足と合わせ明るいグレーとした。
そして、濃い緑であるアーマー部分は黒にした。

Gアーマーも黒、明るいグレーのカラーリングで統一した。

塗装はエアブラシで行った。購入したのは10年くらい前だが、ちゃんと使い始めたのは3年前の2018年からである。※最近めづまりが多く調子悪い。内臓のニードルが曲がっているのかも。

明るいグレーと黒の部分の塗分けのためのマスキングが面倒だった。

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また、作成途中で気になったので追加で以下⑥~⑧も実施した。

⑥キャラピラの車輪の補強

キャタピラのパーツのテンションが強いため、高い割合で細いプラ製の車軸が折れてしまう。

ドリルで穴を開け、車軸に金属棒を通して補強した。

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⑦モールドの追加

Gファイターは、何もない平面が多く、単調だったので、プラ板で変化をつけたり、モールド線をスジボリで追加した。

今回初めてモールド堀りをやってみた。何事も思い立ったら即実行!チャレンジである。
スジボリは高級なツールも売っているが、タミヤのケガキ針で地道に引いてみた。
何か所か失敗したがコツをつかんできた。軽くあたりをつけながら引き、少しずつ、このラインをなぞっていくのがポイントである。
失敗したところは、瞬間接着剤で埋めなおしてヤスリで平らにしたり、上からプラ板を貼ってごまかした。

 

 

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プラバンは薄手のものなら、ハサミでさくさく切れるので、定規で線を引き、モールド用のプラ板部品を作った。
接着は流し込み接着剤が便利。普通の接着剤をつかうと、はみ出た接着剤があとに残って大変だが、流し込み接着剤は隙間にスーッと流し込めば、はみだしなく接着できる。
普通の接着剤とともに持っていた方がよい。おすすめ!

⑧デカール貼り

プラモにおいて、完成品を格好良くみせるためにはデカール貼りは重要なポイントだと思う。

デカールは、市販の連邦軍汎用のものからいくつか流用。
今回は黒字がベースなので、映える白文字のデカールを多用した。
※デカールはHGとHGUC(1/144)やMG(1/100)など、模型によってサイズが異なるので注意!

 

完成

今回は旧キットということもあり、ひとつひとつの問題を解決していく過程が楽しくもあり、苦しい模型であった。

しかし、完成してみるとなかなかいい感じに仕上がり満足な出来栄えとなった。

大河原風カラーに塗装したのも、よかった気がする。

写真で見るとさほどでもないが、Gファイターとガンガムが合体したGアーマーは、かなり全長が長くて迫力があった。

キャタピラの土台に穴をあけて、現行キット汎用の台座を固定できるようにした。

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最後に

40年前の旧キットで、改修のかなり時間がかかったが、2021年の夏季休暇中になんとか、リリースすることが出来た。

新型コロナウィルス禍での巣ごもり需要により、ガンプラ人気が高まっている。

家電量販店でプラモデルを扱っている店舗では在庫がなくなり、一部の同じ製品ばかりがならんでいる。
また、アマゾンなどでの通販サイトでも定価よりも1,000円以上~数倍の値段で売っていたりする。

作りたいものがあっても、なかなか買えないのが現実である。
最近は旧キットや中古の完成品をメルカリなどで安めに購入して再生することで、経費を節約している。

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HGガンダムはほとんどいじるところのない良作。アンテナ型のツノだけはシャープ化した。

 

ここ数年で作成したガンプラ

基本、置き場所スペースと予算の都合からHGかHGUCやRG(全て1/144スケール)を作成している。
機動戦士ガンダム~ゼータガンダムまではTVで見ていたので、その頃のプラモを作ることが多い。

1.シャア専用ザク(RG)

エアブラシで初めてのキャンディ塗装(シルバーで塗り、クリアレッドで重ね塗ることでキャンデイのようなキラキラ感がでる)
RG(リアルグレード)はデカールが多すぎて貼るのが大変だった!

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2.デスサイズヘル(HG)

悪魔のようなデザインが好き!羽を横に広げるとかなり場所を取るのが難点。

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3.アッガイ

全塗装、デカールを貼ったことでHGとは思えない質感が出た。
画像加工ソフトで目を光らせた。
ゲルググは中古完成品をメルカリで入手したものに若干手を加えている。

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4.ガンタンク

プラモの原型色をそのまま使い、墨入れ、デカール貼り、つや消しトップコートをふき、汚し塗装でお手軽完成!

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ガンキャノンはメルカリで完成中古品を入手したものに少し手を入れたもの。

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5.HGUC百式

未塗装の状態で置いておいたのをゴールドでエアブラシ全塗装。デカールもなかなか恰好良く出来た。原型がよいのでアンテナのシャープ化で手を入れたくらい。
お気に入りの作品。このキットは塗装するだけで見違える。

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6.ギャン

角が折れて、剣も折れていたHGの初期ギャンを全塗装して再生。
どうせ全塗装するならと、オリジナルカラーにした。

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7.HGUC リックドムII

素組みし、艶消しトップコートを吹いたもの。バズーカは見当たらなかったので他のキットから流用。

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8.HGUCグフ(2021/9/6追加)

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2018年頃から少しずつガンプラを作成している。
子供の頃に思ったものが買えなかった反動もあると思う。

最近のガンプラは色分けされているので、整形色そのままで、墨入れ、デカール貼り、艶消しトップコート、ウェザリング(汚し)だけで、なかなかのクオリティのものが出来る。

また、今回みたいな全塗装によるイメージチェンジもなかなか楽しい。
エアブラシを導入することで、格段に模型の幅が広がった(塗装が格段に上達したように錯覚した)気がする。

わたしのような昔ながらのコンプレッサータイプではなく手持ちのエアブラシもリーズナブルな値段で最近出てきている。塗装してみたいひとはご検討あれ。

 

 

 

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