代表作は『Uボート』と『ネバーエンディングストーリー』。ドイツの監督ウォルフガング・ペーターゼン

3月14日生まれ。ドイツの映画監督ウォルフガング・ペーターゼン。監督作で特に有名なのが『Uボート』と『ネバーエンディングストーリー』である。

第二次大戦のドイツの部隊の中でも特に高い死亡率の潜水艦:Uボートの乗組員。このUボートとイギリス駆逐艦との激戦を描いた戦争映画『Uボート』について紹介する。

U・ボート(1981)

第二次大戦中、ドイツ占領下のフランスは潜水艦の基地となっていた。

イギリスは輸送船団の護衛のために駆逐艦を増援し、大西洋の戦闘は熾烈を極めていた。

第二次大戦の中でドイツの潜水艦の乗務員4万人のうち、3万人が帰還しなかった・・

冒頭シーンは出撃前夜の潜水艦(以降:Uボート)の乗務員のバカ騒ぎパーティ。出撃前の息抜きは必要である。

いよいよ出航。最近のCGとは違い実物大のUボートが水面を動くところは迫力がある。

この実物大のUボートはのちの『レイダース/失われたアーク』の撮影で使われたそうだ。

そして、船内のシーン。通路は1人通れるくらいですれ違うのやっとの狭さ。ベットは交代で眠るため2人で共用、トイレは全乗員44人で共用。

わたしを含めた閉所恐怖症の方はここでの生活を想像しただけでも震え上がってしまうであろう。

時化(しけ)で大荒れの大洋の中で遭遇した駆逐艦との対決。

有視界の索敵は潜望鏡だけ。潜望鏡が使えない水中下で頼りになるのは音だけである。敵船への着弾も音で判断する。乗組員は何度かの激戦を潜り抜けた熟練したメンバーである。

静寂の中で敵の駆逐艦の索敵のソナー音だけが、鳴り響く。
船内は静まり返っている。敵の索敵の中、ちょっとした音を出すのすら禁物なのである。

そして爆雷を投下され、艦内のあちこちがダメージを受ける。外からは浸水。内からは火事と狭い艦内は地獄絵図と化す。
水圧で機械のボルトが飛び、銃弾のように乗組員の体に穴を開ける。

撃沈されたら乗員44人の鉄の棺桶となる。

ボロボロになりながらも、クリスマスに寄港するとなり喜ぶ乗務員だったが、軍部の上からの命令は無常である。
クリスマスの寄港はとりやめとなり、イギリス海軍が目を光らせている狭い航路であるジブラルタル海峡の抜けなければならないのだ。

かくして、Uボートの決死の海峡横断の作戦は始まった・・・

艦長役はユルゲン・プロホノフ。数多くの映画に出演している名優だ。

同監督の『ネバーエンディングストーリー』も担当しているクラウス・ドルディンガーの劇半も勇壮で素晴らしい。

なぜか、子供の頃の記憶でこの『Uボート』のテーマ曲をホラー映画『ファンタズム』の曲だと思い込んでいた。

ウォルフガング・ペーターゼン

1941年3月14日にドイツのエムデンで生まれる。

英語とドイツ語を流ちょうに話せる。

監督作品

昼と夜のような黒と白 (1978)
U・ボート(1981)
ネバーエンディング・ストーリー(1984)
第5惑星(1985)
仮面の情事/プラスティックナイトメア(1991)
ザ・シークレット・サービス(1993)
アウトブレイク(1995)
エアフォース・ワン(1997)
パーフェクト ストーム(2000)
トロイ(2004)
ポセイドン(2006)

最後に

3月14日生まれ。ドイツの映画監督ウォルフガング・ペーターゼン。監督作で特に有名なのが『Uボート』と『ネバーエンディングストーリー』である。
今回は『Uボート』を紹介したが、ウィルスのパンデミックものの秀作『アウトブレイク』や、トロイア戦争を舞台としたブラッド・ピット主演の史劇『トロイ』などでも手堅い映画を仕上げている。

こうして作品群を見ると、SFファンタジーものから海洋ものまで幅広いジャンルを手がけている監督だと思う。

撮影に2年間かけて、究極の密室で、実際に疲労困憊(ひろうこんばい)しきった乗務員を撮影した『Uボート』は常に死と隣り合わせのサバイバルものとして緊迫感がハンパない。数ある潜水艦映画、はたまた戦争映画としても傑作だと思う。

 

 

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