「グリーン・インフェルノ」にも影響を与えた「食人族」「カニバル」といった作品が代表作!イタリアの映画監督ルッジェロ・デオダート

ルッジェロ・デオダート

1939年5月7日イタリアのポテンツァで生まれ、ローマ郊外で育つ。

仲の良い友人に監督ロベルト・ロッセリーニの息子であるレンツォ・ロッセリーニがいる。

映画に対する愛情を知った父親は映画の第二班のディレクターとして働くようにすすめ、アンソニーM.ドーソン(アントニオマルゲリーティ)、リカルド・フレーダの第二班のディレクターとして活動するようになる。

1971年から1975年の間はテレビ業界で活躍し、何本かのCMを監督している。

有名な「食人族」を監督したイタリアの初公開の際に映画の内容から逮捕されたが無罪となった。
しかし、数年間はイタリアで映画を作ることを禁止された。

なかなか痛快なアクション映画「バニシング」のパンフレット。

主な作品

電撃!秘宝強奪指令/地獄のシンジケート(1968)
女戦士ゼナベル(1969)
バニシング(1976)
カニバル(1977)
フィーリング・ラブ(1978)
コンコルド(1979)
真夜中の狂気 (1980)
食人族(1980)
サバイバル・ショット/恐怖からの脱出(1985)
ブラディ・キャンプ/皆殺しの森(1987)
グレート・バーバリアン (1987)
ヘルバランス(1988)
ダイヤル・ヘルプ(1988)

最後に

1980年「食人族」が公開されたときに実際のドキュメンタリー映像で、取材したメンバーが食人族に食われてしまったと、学校の映画好きのメンバーで大いに話題になった。

当時ホラー映画の耐性がなかったのに加え「ジャンク」をはじめとしたドキュメンタリー(実際はフェイクなのだが)はどうしても苦手だった。

しばらくしてから、「食人族」を見ることが出来たが、ビルに囲まれた安全な都会と密林に囲まれた過酷な自然界との対比が面白く、なかなか楽しめる作品となっていた。

また、食人族に襲われるカメラマンなどの撮影スタッフのシーンは衝撃的だった。

イーライ・ロスに影響を与え、「グリーン・インフェルノ」を作るきっかけとなり、彼の監督作「ホステル2」にカメオ出演している。

個人的なおすすめはバディアクション映画「バニシング」と、ホラー映画「ダイヤル・ヘルプ」である。

 

 

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