『エイリアン』での主役ともいうべきエイリアンのデザインで有名になったスイス出身の造形デザイナー”H.R.ギーガー”。
本記事を読むことで、かんたんな来歴と映像化作品について知ることが出来る。
H.R.ギーガー
1940年2月5日スイスのチューリッヒにて生まれる。
チューリッヒで建築および工業デザインを学ぶ。
しばらく画家として活動する。
映画の造形デザインなどに関わり、『エイリアン』のクリーチャーの造形で有名になる。
1980年アカデミー視覚効果賞を受賞した。
彼が悪夢を見たときにすぐにイメージを書けるように枕元にクロッキー帳を置いていたそうだ。
飛行機恐怖症で、リドリー・スコットが『エイリアン』のイメージについて話し合うためにスイスのギーガーの家まで訪れたそうである。
2014年5月12日に亡くなった。
デザインした造詣の出る映像化作品
ホドロフスキーのDUNE(1970年代)
当初、『エルトポ』の奇才ホドロフスキーが監督する予定だったが中止。宇宙船などのデザインをギーガーが進めていた。
エイリアン(1979年)
エイリアンや宇宙船の造形
フューチャー・キル(1985)
ポルターガイスト2(1986)
クリーチャーのデザインなど
帝都物語(1988)
護法童子をデザイン
バットマン フォーエヴァー(1995)
バットモービルのデザイン
スピーシーズ 種の起源(1995)
クリーチャー”シル”のデザイン
キラーコンドーム(1996)
キラー・コンドームのデザイン
その他のお仕事
プログレッシブバンド”エマーソン・レイク・アンド・パーマー”の「恐怖の頭脳改革」(1973)のアルバムのジャケットデザイン
PCエンジンのゲーム『邪聖剣ネクロマンサー(1988)』のゲームのパッケージデザイン。
セガ・サターン、プレイステーションのゲーム『ダークシード(1992)』およびその続編のゲーム内のキャラクターデザイン。
最後に
『エイリアン』での主役ともいうべきエイリアンのデザインで有名になったスイス出身の造形デザイナー”H.R.ギーガー”
生物的(特に男女のシンボルのようなエロチックな感じ)のデザインと機械のメカニカルな感じを融合したようなデザインが印象的である。
スイスに”ギーガーズ・ミュージアム”があるのでいつか行ってみたい。
『DARK STAR/H・R・ギーガーの世界』予告編
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