ホラー映画好きのツイッターのTLで話題になっていた韓国のホラードラマ「Sweet Home -俺と世界の絶望-」を全話(10話)見た。
ゾンビ系の感染ものでいつものパターンと思っていたら、違った。老朽化した高層集合住宅で起こる実写版のゲーム「バイオハザード」だった。
このドラマと登場人物についてネタバレなしで簡単に紹介する。
残酷なシーンも多いので、そういう作品が苦手な方にはおすすめしない。
あらすじ
家族を交通事故で亡くして一人暮らしをはじめる青年ヒョンスが老朽化した高層集合住宅に引っ越してくる。
この住宅で突如、住人がモンスターと化し、外もモンスターであふれかえる。
高層集合住宅の住人たちは、1Fに集結しバリケードを築き、立てこもることになる。
公式予告編
「Sweet Home -俺と世界の絶望-」について
Netflixオリジナルの韓国のホラードラマ(全10話)
ネットコミックが原作。
Netflixオリジナルだけに、予算もかなりかかっており、特殊効果などもハリウッド映画顔負けである。
感染をきっかけに欲望によりモンスター化するので、それぞれ形態も個性がある。
ミラ・ジョボビッチ主演の『バイオ・ハザード』よりも、ゲームの”バイオ・ハザード”に近い気がする。韓国の集合住宅でT-ウィルスが広がった感じだ。
また、住人たちが、誰が感染者か疑心暗鬼となるところが『遊星からの物体X』を意識している気がした。
音楽もジョン・カーペンター作曲のような緊迫感がある。
監督はイ・ウンボク。
最初、数話は集合住宅で起こる出来事が恐ろしい。
感染の前兆として、大量の鼻血を出し失神する。
前半はキャラクターの関係性がつかめないが、ドラマを見進めていると登場人物がみな魅力的で、それぞれのキャラクターに親近感が湧いてくる。
それぞれの特技を活かして変わってしまった世界を乗り切るシーンなど熱くて泣けるドラマの展開もある。
キャラクター
登場人物は美男・美女が多い。
みな個性的なので、自分の好きなキャラクターを見つけて応援しながら見るといいかも。
終盤にかけて推しが大分増えてしまった。
俳優の名前が覚えれないので、ドラマを見ている間に勝手につけたあだ名で紹介する。
以下、公式動画に出演者のインタビューシーンがあるので分かり易いかも。
<男性メンバー>
主人公(チョ・ヒョンス)
家族を自動車事故でなくし自殺願望をずっと抱いている。早くも感染するが自我で抑え込んでいる。
演じるのはソン・ガン
メガネくん(イ・ウニュク)
沈着冷静な生き残りメンバーのリーダー。
ときとして非常な決断を迫る。
演じるのはイ・ドヒョン
国語教師(チョン・ジェフォン)
なぜか日本刀を持ち歩く、戦う教師。
恰好いい。
本作で好きなキャラの一人。
演じるのはキム・ナムヒ
DIYおじさん(ハン・ドゥシク)
戦車の開発者でもあった。身近なもので何でも作ってしまう。足が動かず車いすで行動する。
本作で好きなキャラの一人。
演じるのはキム・サンホ
ヤクザ(ピョン・サンウク)
ほおに傷がある。群れに入らず虎狼のごとき謎の男。とにかくぶん殴る。
なかなかのイケおじさんで恰好いい。
演じるのはイ・ジヌク
爆弾おじさん(アン・ギルソプ)
余命が宣告されている老人。頑固だが熱いキャラクター
本作で好きなキャラの一人。
<女性メンバー>
消防士さん(ソ・イギョン)
武闘派の消防士。結婚直前で研究者の恋人と離れ離れになっている。この恋人が事件のカギを握っている。
本作で好きなキャラの一人。
演じるのはイ・シヨン
ギャルさん(イ・ウニュ)
前述のメガネの妹。なんでもつっかかる女子高生。
騒動の火種となることが多いが、ストレートな物言いがみなに活を入れる。
演じるのはコ・ミンシ
『The Witch/魔女』にも出演しており主人公の友人ミョンヒ役
バットの姉さん(ユン・ジス)
集合住宅で独り暮らししている女性。金属バットを持ち歩く。
演じるのはパク・ギュホン
看護士さん(パク・ユリ)
爆弾おじさんのケアをしている。喘息持ち。
本作で好きなキャラの一人。美人!
演じるのはコ・ユンジョン
最後に
ゾンビ系の感染ものでいつものパターンと思っていたら、違った。老朽化した高層集合住宅で起こる実写版のゲーム「バイオハザード」だった。
『ウォーキング・デッド』初見のときのように、興奮して面白かったホラードラマ。
現在(2021/1/21時点)でネトフリで全10話見れるので、ネトフリに加入していて、ホラー映画好きにおすすめしたい。
コメント