お気に入り俳優No.1ドン・ジョンソンと海外ドラマ『マイアミバイス』の思い出

12/15は俳優ドン・ジョンソンの誕生日。私のお気に入りNo.1の俳優である。彼の代表作である海外ドラマ『マイアミ・バイス』と出演作について紹介する。

マイアミ・バイスとは

1984年から1989年にかけてアメリカで放送された刑事ドラマ

シーズン5(全111話)まで作成された。日本ではテレビ東京で1986年から1988年まで放送されたが、シーズン4の途中までしか放送されなかった。
※日本未公開の中で最終話のみソニー・クロケット(吹替は隆大介)とリカルド・タブス(吹替は尾藤イサオ)でDVDに再集録された。

製作総指揮は『ザ・クラッカー』『ザ・キープ』『刑事グラハム/凍り付いた欲望』『ヒート』『コラテラル』などの監督で有名なマイケル・マン。
2006年マイケル・マン自らリメイクしている。コリン・ファレルとジェイミーフォックスが主演

余談だが、私のニックネームの”クロケット”は本作の役名”ソニー・クロケット”から取っている。

 

あらすじ

マイアミ警察の麻薬課の刑事ソニー・クロケット(ドン・ジョンソン)とリカルド・タブス(フィリップ・マイケル・トーマス)が潜入捜査をしつつ、麻薬組織を追い詰める。

主な登場人物

ソニー・クロケット(ドン・ジョンソン)

シーズン1の1話で妻と別居で離婚調停中から始まる。息子がいる。

マイアミビーチのヨットに鎖でつながれたワニの”エルビス”と一緒に住んでいる。

潜入捜査で使用するために押収した黒のフェラーリ・デイトナ・スパイダー(オープンカー)を愛車としている。シーズンの途中で爆破され、白のフェラーリ・テスタロッサに乗りかえる。

使用する武器は自動拳銃であるD&D社ブレン・テン、S&WのM465、M4506。サブウェポンとしてデトニクスやM6906など。

売人の潜入捜査という名目で高級スーツやロレックスの時計を着用する。

ヘンリーネックやノースリーブのTシャツを愛用する。
靴は素足に履いている。
当時、真似をしたファンも多いはずだ。

リカルド・タブス(フィリップ・マイケル・トーマス)

ソニー・クロケットの相棒の刑事。通称”リコ”。
1話では刑事だった兄を麻薬組織のボス”カルデロン”にころされたことでマイアミにやってくる。

アルマーニのスーツを愛用

使う銃はS&WのM49リボルバー拳銃とイサカ製のショットガン。



 

トリビア

昔、本家ユニバーサル・スタジオで水上ボートなどでアクションするマイアミ・バイスショーを上演していた。

ゲストとしてリーアム・ニーソン、ロン・バールマン、ローレンス・フィッシュバーン、ジュリア・ロバーツ、ヴィゴ・モーテンセン、ルー・ダイアモンド・フィリップス、カレン・ブラック、パム・グリア、ヘレナ・ボナム・カーター、ピーター・セラーズ、フィル・コリンズ、ブルース・ウィルスなどいまや名をはせた大御所俳優や歌手が出演している。

また、歌手のシーナ・イーストンは何度か登場している。

 

音楽について

ヤン・ハマーの手がけるテーマ曲を聞くと『マイアム・バイス』が始まったぞという安心感。

グレン・フライ、フィル・コリンズなどが参加しサントラは大ヒットした。
ドラマではプロモーション・ビデオのように使われてスタイリッシュである。

 

マイアミ・バイスを知ったきっかけ

大学生の頃、東京都町田駅の隣接のデパートの本屋で一緒にアルバイトしていた2歳年下のK君からのおススメである。

彼とはバイト先でのアクション映画の話で盛り上がり仲良くなり意気投合していた。
K君はなかなかのイケメンだったし、爽やかな好青年でもあった。

たまたま仕事が休みの時に彼が家族と住んでいるアパートにお邪魔することになり、部屋に通してもらった。

彼は刑事ものの映画や車のマニアで部屋の本棚にはびっしりと車の雑誌や刑事もののビデオ(当時はVHS全盛期であった)が並んでいた。

そこでおススメの海外ドラマとして貸してくれたのが、当時のテレビ放送の録画のビデオテープ(VHS)だった。

 

ドン・ジョンソンについて

『マイアミ・バイス』『刑事ナッシュ・ブリッジス』に出演し人気を博す。
『ハーレーダビッドソン&マルボロマン』や『ティン・カップ』、
『マチェーテ』『ジャンゴ 繋がれざる者』などの映画にも出演。近年では『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019)』にも出演している。

女優のメラニー・グリフィス(※『ボーン・イエスタディ』で共演。メラニーの母親はヒッチコックの鳥で有名なティッピ・ヘドレン。)とは2度結婚して離婚を繰り返す。彼女との娘は女優のダコタ・ジョンソンである。

主な出演ドラマ

特捜刑事マイアミ・バイス(1984-1989)
刑事ナッシュ・ブリッジス(1996-2001)

主な出演映画

少年と犬(1975)
長く熱い夜(1985)
傷だらけの帰還(1985)
ハートビート(1987)
サンタモニカ・ダンディ(1989)
ホット・スポット(1990)
ハーレーダビッドソン&マルボロマン(1991)
ボーン・イエスタディ(1993)
ギルティ/罪深き罪(1993)
遥かなる栄光(1995)
ティン・カップ(1996)
グッバイ・ラバー(1998)
マチェーテ(2010)
ジャンゴ 繋がれざる者(2012)
ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019)
など

最後に

K君とは社会人になってから一度も会っていない。

彼に申し訳なかったことがある。

彼がバイト先で好きな娘に告白したいけどどうしようと相談を持ちかけられ、私が本屋のアルバイトのメンバで飲み会を企画し、その帰りとかでも言ってみたらどうかと提案したのだった。

お酒の勢いも手伝って彼はその娘に告白したのだが、その横に居た同じくバイトの女の子が泣き出したのだ。

実は泣き出した女の子はK君のことが好きだったのだ・・
飲み会の場は修羅場に一転。しばらくバイト先でみな気まずい雰囲気が続くことになった。

ドン・ジョンソンとマイアミ・バイスについて書こうとしていたのが。途中から学生時代の思い出話となってしまった。

社会人になってから何度も後悔したのだが、K君の連絡先を聞いておけば良かった。
K君は弟のような親近感があった。いままで映画関連の友達は沢山出来たが、彼ほど刑事ものの映画の話で盛り上がることはないだろう。

人生には何度か奇跡的な出会いがある。

 

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