2024年7月13日(土)GOBLIN来日ライブ

はじめに

2024年7月13日(土)川崎クラブチッタにクラウディオシモネッティ率いるGOBLIN(以降ゴブリンと表記)のライブに参加した。

この川崎クラブチッタ来日イベントは毎回参加して、2016年「サスペリア」のシンクロ上映で来日以降、「サスペリアPART2」「ゾンビ」「シャドー」「フェノミナ」ライブに参戦してきた。

備忘録としてブログに残しておく

ライブの情報

場所:川崎クラブチッタ

時間:開場15時、開演16時

内容:第一部 ゴブリンの生演奏でランベルト・バーバ監督の「デモンズ(1985)」全編を上映

   第二部 「サスペリア」「ゾンビ」「フェノミナ」などのベストヒットメドレー

メンバー:クラウディオシモネッティズ・ゴブリン

   クラウディオ・シモネッティ:キーボード

   ダニエレ・アマドール:ギター

   チェチリア・ナッポ:ベース

   フェデリコ・マラゴーニ:ドラム

チケット:15,000(ディナーつきのVIPチケットは40,000)

入場特典の2022年ポートランドでのライブCD

今回の入場特典はなかなか豪華なライブCD。10曲収録。

第一部 ゴブリンの生演奏で「デモンズ(1985)」全編上映

あらすじ

大学生のシェリルは、謎の仮面の男に渡された映画の上映会のチケットを手に入れ、友人と見に行くが、映画の内容と同じく、悪魔の大王が現実でも復活する。

感想

「デモンズ」は昔、グロ描写がエグくてあまり好きではない映画だったが、生演奏つきで、ゴブリンの生演奏つきで見ると格別でなかなか楽しめる作品だった。

以下は細かいどうでもよい感想
・「サスペリアPART2」のうすきみ悪い少女を演じたニコレッタ・エルミが大分に大人になっていて、映画館のスタッフを演じていた。てっきり悪魔側だと思っていたが普通にデモンズに襲われていた。
・映画監督のミケーレ・ソアビが半分銀仮面の怪しい人物んを演じている。役柄的には思いのほか弱いがビジュアルが恰好いい!
・ヒロイン役のナターシャ・ホーヴェイがなかなかキュート。他の映画に出ている情報がないのが残念!
・ヒロインにつきまとうナンパな感じの青年が最初厭な感じだが、後半はバイクに乗ってデモンズ軍団
に切りかかり倒していくのでヒーローに見えて来る。
・途中からリーダーシップを発揮する黒人約のトニー – ボビー・ローデスが恰好よくてお気に入りのキャラだが、あっさり デモンズ化。2作目にも出演しているらしい、
・ラストに出て来るショットガンを持った少年は「墓地裏の家」にも出ているらしい
・毎回見て思うのがロビーに飾ってある日本刀?が普通は模造刀のはずだが、ばしばしデモンズ軍団を切り飛ばしていくのが笑ってしまう。
・デモンズ化する過程の割とグロいと感じていた特殊メイクだが、「フェノミナ」「トラウマ」「スタンダール・シンドローム」などアルジェント作品を多数手がけたセルジオ・スティバレッティが担当。なかなか良い仕事をしている。
・アルジェントの長女で「フェノミナ」の冒頭でも殺されるフィオーレ・アルジェントが観客のひとりとして登場していたのは知らなかった。
・アイアンメイデンの「Flash of BLADE」のカバーが二回ほど演奏されたが本編にあったっけ?
・どうでもいいことだが、コカ・コーラの缶にストロー刺して飲むのがはやっていたのか。
・後半でヘリが墜落して劇場の屋根をつきやぶってくるが、これはゾンビのラストに飛び立ったヘリだったと誰が言いだしたのだろうか。

第二部 ベストヒットメドレー

セットリスト(曲名/アルバム名または映画タイトル)

1.A Terza Madre /サスペリア・テルザ
2.Cut and Run /サバイバルショット
3.Il cartaio /デス・サイト
4.E Sound Rock /マークの幻想の旅
5.Roller /ローラー
6.L’alba Dei Morti Viventi /ゾンビ
7.Zombi /ゾンビ
8.Zaratozom /ゾンビ
9.Agnus Dei /The Devil is Back
10.Opera /オペラ血の喝采
11.The Devil is Back /The Devil is Back
12.Halloween /ハロウィン
13.Tubular Bells /エクソシスト
14.Suspiria /サスペリア
15.Markos /サスペリア
16.Tenebre /シャドー
17.Phenomena /フェノミナ
18.Profondo Rosso /サスペリアPART2
<アンコール>
19.A Terza Madre /サスペリア・テルザ

第二部の感想

クラウディオ・シモネッティが数年前に比べると痩せてシュっとした感じで恰好よくなっていた。
ベースとのチェチリア・ナッポが赤髪から金髪になっており、いい感じだった。最後に最前列のメンバーと握手していたが、僕は5列目。握手したかった。
ギターのダニエレはドラえもんのぬいぐるみ(たぶん日本のお土産)を持参。
ドラムのフェデリコ・マラゴーニは最後にスティックを会場に投げ入れた。これも2列目ぐらいまでの観客がゲット!欲しかった!

以下は詳細

・2曲目のデオダート監督の「サバイバルショット/恐怖からの脱出(1985)」からの選曲は驚いた。
 なかなか恰好良い曲だった。てっきりカバー曲と思ったら、この映画の音楽はシモネッティが担当していた。
・7~9曲目「ゾンビ」の演奏はいままでで一番よかった。
・12~13曲目の有名ホラー映画の選曲。前にも来日ライブでやったことがあったが、今回はジョン・カーペンターの息子のコディ・カーペンターが2F席で見に来ていた(クラウディオシモネッティとは仲良しなので呼ばれたかも)ので、それが理由の選曲と想像する。
・14~15曲目サスペリアは
・アンコールの「サスペリア・テルザ」のテーマは1曲目と同じだったので残念だった。
 今回演奏しなかった「スリープレス」の曲を演奏して欲しかった。

最後に

毎年、ハロウィンの時期にやっているイベントだったが、今回は夏だった。
暑かったけど、開始時間がいつもより早く、終わる時間も早かったので仲間たちと飲みに行く時間の余裕もあった。この時間帯で次回もやって欲しい。

このイベント物販が毎年、残念になっていく気がする。価格高騰もあり、毎年買っているTシャツも買わなかった。CDは大体持っているのでめぼしいものがなかった。

物販の様子

イベントの後

仲間四人で飲みに行きました。終わる時間が早いとこれが出来てよい!

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